最終更新日:2021年6月2日
アーサー王伝説を方々に少しでも布教したいAuraです。
その思いのもと、記事を書いていたらそこそこの数になったので、記事まとめを作りました。
こちらのまとめでは、
〇アーサー王伝説の「原典」とは
〇物語を読むためのおすすめ本
〇解説書や事典
〇近代ヨーロッパの絵画
〇映画やマンガ
などについて書いた記事を載せています。それぞれに簡単な説明とリンクもつけました。
(記事冒頭の、最終更新日の上に表示されている「アーサー王伝説」タグからでも記事の一覧を見ることができます)
アーサー王伝説の簡単な解説記事
「円卓の騎士」や「エクスカリバー」といった言葉は、全てアーサー王伝説に由来しています。
「でも、ストーリーとかキャラクターについては全然知らないなぁ」という方のための、超・ざっくり解説記事を書きました。
こちらでは、伝説の成り立ちや、アーサー王を始めとする主な登場人物、あらすじなどについて簡単にまとめています。
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アーサー王伝説の「原典」について
今日では、中世ヨーロッパ文学がアーサー王伝説の「原典」とされています。
「アーサー王伝説って、いろんな原典があるらしいけどよく分からない…!」という疑問にお答えすべく書いた記事です。
中世文学のまとめ①|物語のメインストーリー
まとめ①の記事では、
〇アーサー王物語において重要な設定や趣向が出てくる作品
〇中世文学における傑作という評価がなされている作品
〇日本語訳が出版されている作品
を中心に、アーサー王伝説の発展を辿る上で欠かせないような作品をリストアップしています。
言うなれば物語のメインストーリーといった感じですね。
「この記事を読めば分かる!アーサー王物語の本まとめ!」というコンセプトを掲げて書きましたが、アーサー王物語を本で初めて読むという場合には、まとめ記事後半にある、
「アーサー王物語を最初に読む時のおすすめ本」
の項も併せてご覧ください。
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【まとめ①で取り扱っている主な作品】
〇ジェフリー・オブ・モンマス
『ブリタニア列王史』
〇ベルール
『トリスタン物語』
〇クレティアン・ド・トロワ
『ランスロまたは荷車の騎士』
〇トマス・マロリー
『アーサー王の死』
中世文学のまとめ②|物語のサイドストーリー
まとめ②の記事では、物語のサイドストーリーと呼べる作品を取りあげています。
こちらで選んだ基準は以下のふたつです。
〇サイドストーリーの中でも有名な作品
〇日本語訳が出版されている作品
たかがサイドストーリー、されどサイドストーリー。傑作がたくさん!
そんな風に、アーサー王物語を知る上で欠かせない作品をご紹介しています。
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【まとめ②で取り扱っている主な作品】
〇クレティアン・ド・トロワ
『イヴァンまたは獅子の騎士』
〇ハルトマン・フォン・アウエ
『エーレク』
〇作者不詳
『ガウェインと緑の騎士』
〇リヒャルト・ワーグナー
『ローエングリン』
「原典」のひとつ『マビノギオン』について
『マビノギオン』とは、イギリス南西部ウェールズにて作られた11編の物語の総称です。
11編の内、5つがアーサー王伝説に属しています。他の「原典」と異なり扱いがちょっとややこしいので、別個に記事を作りました。
特に有名な『キルッフとオルウェン』については詳しく触れています。
この物語では、円卓の騎士ケイの「森の中の木と同じくらいまで背を伸ばせる」などの珍妙な能力が語られているんです 笑
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アーサー王伝説のおすすめ本など
この項には、
〇アーサー王物語を初めて読むにあたっておすすめの本
〇アーサー王のモデルとなった人物や、物語の発展についての解説書
〇アーサー王伝説の事典
について取り扱う記事がまとめてあります。
アーサー王物語を最初に読む時のおすすめ本
この記事は、「アーサー王物語を本で初めて読む」場合におすすめの本をまとめたものです。
先ほどご紹介した中世文学から入ってもいいんですが、(慣れるまでは)文体などが読みにくく感じられるかもしれませんので…笑
初心者の方の「入門」に相応しい原典のダイジェスト本や、他には現代の作家による作品をいくつか取りあげました。
ゲーム『Fate』シリーズのキャラクターがサムネイル画像になっているのは気にしないでください 笑
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周辺事情を分かりやすく書いた本
アーサー王伝説が成立した歴史的背景、アーサー王のモデルとなった人物、物語の発展の過程など、伝説の周辺事情を解説する本のおすすめについて書いた記事です。
アーサー王伝説の解説書はたくさんありますが、最初に読むなら創元社の『アーサー王伝説』が一番いいと僕は思っています。
記事の後半では、「日本におけるアーサー王伝説の受容」について取り扱う本をご紹介。難しそうな感じがしますが、サブカルチャー多めの内容なので分かりやすいです。
その本では、記事のサムネイル画像になっている『Fate』のセイバーについても言及されていました 笑
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アーサー王伝説の事典の比較
アーサー王伝説への理解を深めたい時には、事典を読んでみるのもひとつの手です。
その際、『図説アーサー王伝説事典』と『アーサー王神話大事典』が候補にあがります。
「事典としてどういう違いがあるんだろう?」と気になり、どちらかだけ買おうとするも、結局両方とも買ってしまった僕が比較レビューをしてみました 笑
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アーサー王伝説の近代絵画
古来より、アーサー王伝説は様々な絵画で題材とされてきました。
その中でも、僕の興味を惹いたのが近代ヨーロッパの作品です。
(1800年代後半~1900年代前半)
アーサー王伝説の近代絵画の多くは、英国ヴィクトリア朝におけるラファエル前派の画家たちによって描かれました。
そうしたイギリスの作品を中心とする魅力的な絵画の数々から、「僕が個人的に気に入ったもの」を選んでご紹介しています。
〔前編〕|主要人物編
第一回の〔前編〕では、アーサー王やグィネヴィア王妃など、物語の主要人物をピックアップしています。
こちらで挙げている作品は、アーサー王伝説関連の本でもしばしば掲載される有名なものが多いです。
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〔中編〕|恋愛物語編・パート1
〔中編〕では、トリスタンとイゾルデ、シャロットの姫の絵画を載せています。
こちらは「恋愛物語」がテーマと言えるでしょう。
〔中編〕からは、イギリス以外の作品も掲載しています。
トリスタンとイゾルデの絵画は、フランスのも素晴らしい……。
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〔後編〕|聖杯探索編
〔後編〕は、「聖杯探索」にて活躍した騎士である、パーシヴァルとガラハッドの絵画を取りあげています。
まぁガラハッドの絵画が多めなんですけどね……笑
天使が出てきたりと、宗教絵画のような神々しい作品の数々をご覧ください。
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〔番外編〕|その他 & 恋愛物語編・パート2
最終回である〔番外編〕では、アーサー王物語の脇役を中心に掲載しています。
そして〔中編〕とコンセプトがかぶってますが 笑、男女の愛を描く作品も。
〔番外編〕なのに、前・中・後編のどれよりも文字数が多いという不思議な事態が起こりました。
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アーサー王伝説の映画
これまでに、アーサー王伝説の映画は少なくとも40本以上制作されてきました。
と言っても、日本で鑑賞できる数は限られています。
この項では、著名な作品 or 近年の作品に絞っていくつかご紹介しています(予定)。
おすすめ度やひとことコメントを目安に、ご興味の湧く映画を探してみてください。
『エクスカリバー』(1981年)
アーサー王伝説の映画化として、最も有名かつ傑作と謳われる『エクスカリバー』の紹介記事です。
……でも正直なところ、「古き良き名作」という感じなので、今観るとどうしても古さが目立ちます 笑
僕は好きですが、人には薦めにくいかなぁ、というのが本音です。
でも鎧とかのビジュアル面は優れてるし、やっぱり良いところもあるよ!!(面倒なオタク
おすすめ度:★★☆☆☆
ひとことコメント:熱烈なアーサー王伝説ファンが観ると楽しめる作品
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『キング・アーサー』(2004年)
2017年ではなく2004年の方の『キング・アーサー』です。
こちらは、伝説そのものではなく「アーサー王のモデルになった人物」の事績を描いています。どちらかと言うと史実を扱った作品という感じですね。ただし、映画の根拠となった学説の一部は否定されています 笑
まぁそれはそれとして、軍記映画としての迫力はあるので楽しめると思います。
おすすめ度:★★★☆☆
ひとことコメント:面白かったけど、史実と伝説とが半端にミックスされてたことが気になった
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【今後紹介する予定の作品】
〇『キング・アーサー』(2017年)
〇『トリスタンとイゾルデ』(2006年)
その他
アーサー王伝説がテーマのマンガ『金色のマビノギオン』
アーサー王伝説を題材とするマンガ、『金色のマビノギオン—アーサー王の妹姫—』の布教 紹介記事です。
現代の高校生が、アーサー王伝説の世界へタイムスリップするというストーリー。
アーサー王伝説の魅力を十二分に活かした傑作です!
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劇場版『FGO 神聖円卓領域キャメロット 前編』感想&改変点まとめ
アーサー王伝説が下敷きになっているアニメ、劇場版『キャメロット前編』の感想記事です。
劇場へ5回観に行った僕が、「これはいいな!」と感激したところと、「んん……?」と気になってしまったところを書きました。
映画パンフレットやインタビュー記事、原作ゲームのスクショを交えながら、改変点などについても解説しています。
ただし2万文字あります。とてつもなく暇な時にでもご覧くださいませ 笑
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劇場版『FGO 神聖円卓領域キャメロット 後編』感想
こちらは劇場版『キャメロット後編』の感想記事です。
期待以上の素晴らしい作品でした!!
とにかく熱い展開の連続です。そして最後に待っている感動のフィナーレに僕は泣きました。
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まとめ記事は以上になります!
もしさらに記事が増えた場合には、こちらにも追記していきます。