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三河ごーすと『義妹生活』第1巻の感想|ラノベ初心者にもおすすめ

家族ってええなあ とふぃお

 

どうも、トフィーです。
今回は三河ごーすと先生によるライトノベル『義妹生活』第1巻の紹介をさせていただきます。

 

この作品ですが、他のライトノベルと比べても、かなり異色な内容となっています。

たとえば、1番分かりやすいところでいえば、「タイトル」です。

ライトノベルのタイトル長文化が進んでいく昨今ですが、今回紹介させていただく『義妹生活』はシンプルに4文字。
むしろ逆に違和感があります(毒されてきているラノベ読者)

 

様々な理由から、ライトノベルを読みなれている方にはもちろんのこと、ライトノベルに興味はあるけれど手に取ったことがない……という方にもおすすめで、ライトノベルの入門書としてぜひ手に取っていただきたい物語でした。

 

より詳しい内容などについては、以下で取り上げさせていただくのでよければそのままご覧ください。

 

 


義妹生活【電子特典付き】 (MF文庫J)

 

1.あらすじ

 

同級生から、兄妹へ。一つ屋根の下の日々。

高校生の浅村悠太は、親の再婚をきっかけに、学年で一番の美少女・綾瀬沙季と一つ屋根の下で兄妹として暮らすことになった。
互いに両親の不仲を見てきたため男女関係に慎重な価値観を持つ二人は、歩み寄りすぎず、対立もせず、適度な距離感を保とうと約束する。
家族の愛情に飢え孤独に努力を重ねてきたがゆえに他人に甘える術を知らない沙季と、彼女の兄としての関わり方に戸惑う悠太。
どこか似た者同士だった二人は、次第に互いとの生活に居心地の良さを感じていき……。
これはいつか恋に至るかもしれない物語。
赤の他人だった男女の関係が、少しずつ、近づいていき、ゆっくりと、変わっていく日々を綴った、恋愛生活小説。

引用:義妹生活【電子特典付き】 (MF文庫J)

 

 

2.『義妹生活』感想・レビュー

 

a.評価と情報

 評価:★★★★★
MF文庫J
2021年1月刊行
YouTubeチャンネル『義妹生活』発

 

(色んな意味で)単なるノベライズではなく、チャンネルの運営や原作自体も三河先生が行われているんです。
すでに小説や漫画原作と複数シリーズを刊行されているというのに、この圧倒的なバイタリティ……‼
はたしていつ寝ていらっしゃるのでしょうか……?

 


www.youtube.com

ちなみにこちらがYouTubeのリンクです。
1巻発売前から声優さんがついている作品というのも、電撃小説大賞の『ユア・フォルマ』やスニーカー文庫の『アーリャさん』の宣伝PVなど、ちょくちょくとあったかとは思います。
しかし作家がYouTubeを運営していて、声優さんを起用し、シチュエーションごとに声を当てているというパターンはかなり変わった事例であるといえるでしょう。

アニメ化前から声のイメージが決まっているというのは、初めてライトノベルに触れる方にとっては、頭の中で想像するのに非常に役に立つため、読みやすくなるのではないかなと思います。

 

色んな意味でとカッコを付けたのにはこれまた理由がありまして、YouTube版とライトノベル版では空気感がまた異なるんですよね。
YouTubeはコメディチック、一方でライトノベルは現実に寄せられたような空気感です。
これについては、以下の「作品内容・キャラクター」でより詳しく触れます。

 

刊行されている作品がえげつなく、いつものように紹介するとリンクだらけになってしまうため、今回はタイトルだけにとどめます。


三河ごーすと先生の作品については、過去に『友達の妹が俺にだけウザい』も取り上げさせていただいていますので、よければそちらもご覧ください。

www.kakidashitaratomaranai.info

 

b.作品内容と感想

今回はネタバレの見出しを用意していません。
というよりも、取り立ててネタバレをする必要がないと感じています。

 

内容としては、ある日、主人公・浅村悠太(あさむら ゆうた)の父が再婚して義理の母と妹ができた。
しかしその妹・綾瀬沙季(あやせ さき)は自分と同じ年齢で、派手な格好をした女の子ーーいわゆるギャルだった。
ただ意外なことに、2人ともドライな一面という共通点があり、互いにうまくすり合わせを行いながら家族としての日々を送っていく、といった感じの物語。

 

最近ラブコメがかなり増えてきており、私自身何冊か手に取って読了しているのですが、『義妹生活』に関しては他の作品と比べても毛色の違う印象を受けました。

 

 

この物語は1日ずつ丁寧に、悠太の1人称で沙季が義妹となってからの日常が描かれていきます。
6月7日、6月8日、6月9日……というように、日付が急に飛んだりすることがないのです。

 

※一日一日が丁寧に描かれていく作品で私の記憶に残っているものだと、『きのうの春で、君を待つ』が挙げられます。
ただこちらはタイムトラベルものなうえに、1日ずつ戻っていく形式なので、単純に比較するのには適さないかと思いますが……。

www.kakidashitaratomaranai.info

 

『義妹生活』に話題を戻します。
本作にはもう一つ特徴的な点があって、その日その日に起こったことがリアルな空気感で描かれています。
三河先生の著作の『友達の妹が俺にだけウザい』などと比べても、やや文芸チックな文体で、ひょっとしたら現実にもありそうなリアルな空気感がありました。

 

ただ、ライトノベルとしてのとっつきやすさも残っているので、今までライトノベルを手に取ったことのない方にも、初めての1冊として読み進めやすい内容なのかなぁと感じました。

 

余談ですが、自分は読売栞(よみうり しおり)先輩が好きです。
アルバイト先の優しくてちょっぴりウザい先輩とかもう最高ですよね。

 

リンク先で試し読みもできます。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

 

www.kakidashitaratomaranai.info