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どうも、トフィーです。
【推しの子】4巻、第三章恋愛リアリティショー編と第四章ファーストステージ編の内容について紹介していこうと思います。
形式は2巻や3巻の時と同じように、特に気になったシーンをいくつか取り出して、コメントをしていくという感じです!
言うまでもなく、ネタバレをがっつり含むのでご注意ください。
- 【推しの子】4巻のあらすじ
- 第三章恋愛リアリティショー編終幕&B小町にMEMちょ参戦!
- 重曹ちゃんを即落ちさせる歌唱力
- ぴえヨン(アクア)・有馬かな・アクアの三角関係
- またまた濃くなっていく「推しの子」の意味合い
【推しの子】4巻のあらすじ
「この芸能界において嘘は武器だ」
芸能活動も本格化してきた双子の兄妹、アクアとルビー。恋愛リアリティショーに出演したアクアは、黒川あかねとカップル成立!! 番組が終わった後、メンバー同士の関係は…!? 一方、ルビーが所属するアイドルグループ新生“B小町”はファーストステージに向けて、正式に活動スタート!!
“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第4巻!!
第三章恋愛リアリティショー編終幕&B小町にMEMちょ参戦!
出典:【推しの子】 コミックス4巻より引用
前までの章と比べると少し長めの第三章恋愛リアリティショー編でしたが、この4巻にて幕を下ろしました。
※3巻の恋愛リアリティショー編の感想については、こちらにまとめています。
www.kakidashitaratomaranai.info
あかねが命を絶つ寸前まで追い込まれるなど、なにかと波乱ある内容でしたが、みんな笑顔で打ち上げに参加することができてよかったなぁと、胸をなでおろすことのできるラストでした。
アクアとあかねは、「仕事の延長線上」付き合うことに。
打算的な目的からキスに踏み切ったアクアですが、はたしてこれがガチ恋に変わっていくのかは、また今後の見どころになるでしょう。
ちなみにノブとゆきは、ガチで付き合うことになりました。
そして、まさかのMEMちょがB小町に加入。
ガチ恋メンバーの中でも、個人的にかなり好きなキャラクターだったので、この展開にはテンションが爆上がりしました。
この次のページのMEMちょが最高にかわいかったです。
重曹ちゃんを即落ちさせる歌唱力
MEMちょがB小町に加わり、 物語は第四章ファーストステージ編へ突入します。
この章でも、重曹ちゃんこと有馬かなが大活躍!
というか、重曹ちゃんはアクアに対してツンとした態度をとってしまったり、過去を思い返して沼に沈みかけたりと、思いっきりスポットが当たっていました。
ジャパンアイドルフェス(JIF)に出場することとなり、センターを決めることになった新生B小町。
ルビーとMEMちょがあまりにも歌が下手だったために、二人はかなにセンターをお願いしますが……。
出典:【推しの子】 コミックス4巻より引用
これに、かなは反発します。
しかし……。
ルビー&MEMちょ「でも最後に私達の曲を聞いて」
からの
出典:【推しの子】 コミックス4巻より引用
次のページでこれですよ。
最初にこの流れを見たときは、ゲラゲラと笑ってしまいました。
なにかと「ちょろい」と言われがちな重曹ちゃんですが、しかし今回に限っては擁護したいとことです。
ルビーとMEMちょがあまりにも音痴だったために、センターを務めざるをえなかったのですから。
クスリと来つつも、ちょろさというよりも責任感が押し出されたエピソードだったと思います。
ピーマン体操を黒歴史と自虐しつつも、その後に必死に練習してカラオケで97点をとれるくらいまで練習するなど、努力家な面が描かれていましたね。
他にも今回の巻では、有馬かなの責任感や生い立ちについて詳細に描かれており、ファンにとっての聖書と言っても過言ではないでしょう。はい。
ぴえヨン(アクア)・有馬かな・アクアの三角関係
重曹ちゃんがセンターを務めることが決定し 、本番に向けて追い込みをかけることになったB小町。
彼女たちの特別コーチとして、ぴえヨン(偽)が名乗りをあげます。
トレーニングの日々の中で、重曹ちゃんが「私なんかが」と本音を漏らし、「私の何を知ってるんですか?」と突っかかります。
それに対して、ぴえヨン(アクア)のフォローがもう満点。
「毎朝走り込みと発声欠かさない努力家」「口の悪さがコンプレックス」「自分が評価されるより作品全体が評価される方が嬉しい」「実はピーマンが大嫌い」と深いところを突いていきます。
ぴえヨン(愛久愛海)、めちゃくちゃ重曹ちゃんのこと見てますやん……。
出典:【推しの子】 コミックス4巻より引用
ちなみに、さっきからカッコ書きで正体を明かしてしまっていますが、一応この回ではぴえヨンの中身ははっきりと判明していません。
しかしリアルタイムで追っていたときにも、予想がしやすいように様々な要素が描かれていたことから、正体が明かされたときにもそこまで衝撃はありませんでした。
むしろ、自分に寝取られるアクア(笑)とか、三角関係(二人)とか、面白おかしく見ていたふしもあります。(いや、これは三角関係なのか?)
またまた濃くなっていく「推しの子」の意味合い
誰も自分のイメージカラーの白のライトを振っていないことに気づき、ナイーブになってしまった有馬かな。
しかし、そんな中でアクアが白を含めた三色のライトを手にキレッキレのオタ芸を披露しているところを目撃します。
これによって、重曹ちゃんのメンタルは一気に回復。
そして次のように心に誓います。
出典:【推しの子】 コミックス4巻より引用
はい! ぼくにとって、有馬かなはすでに推しの子です。
……まあ、それはどうでもいいです。
自覚しているかどうかはさておき、アクアは今でも十分に有馬かなのことを意識しているのではないかと思います。
そのうえで、重曹ちゃんが本気を出すことを決意したわけですから、今後の二人の関係の変化が楽しみで楽しみでしょうがない。
そして、この大ゴマで「推しの子」というキーワードにまた新たな意味合いが加わりました。
これを受けて、2巻の記事での「不知火フリルがキーパーソンになってくる」という予想が補強されました。
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また、4巻の最終話では、重曹ちゃんがあかねと遭遇。
さらには、重曹ちゃんもアクあかと同じ舞台に出演することが明かされました。
どうやら2人は幼少のころから、互いのことをライバル視していたようで、いきなり険悪なムードに。
この関係性を知ったうえで3巻の最後の話を読み返すと、重曹ちゃんの涙がするシーンにまた違った印象を受けますね。
恋愛も含めて、いろいろと衝突がありそうです。
先ほど述べたように、ぼくの推しの子は有馬かなですが、それはそれとしてあかねにも報われて欲しいとも思ってしまっているので胃がキリキリします。
それだけキャラの描き方がうまいということなんでしょう。(おのれ、この売れっ子作家め!)
はたして第五章2.5次元舞台編ではどのように物語が展開していくのか、連載で追っている途中ではありますが、わたし、気になります。
また5巻が発売され次第、感想をまとめてアップする予定なので、気が向いたらお越しください。