どうも、トフィーです。
【推しの子】3巻、第三章恋愛リアリティショー編の内容について紹介していこうと思います。
形式は2巻の時と同じように、特に気になったシーンをいくつか取り出して、広げていくというような感じにしていきます。
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こんな感じ(↓)で進めていきます。
3巻あらすじ
「この芸能界において嘘は武器だ」
芸能科のある高校に進学した双子の兄妹、アクアとルビー。ルビーは、既に芸能界で活躍する同級生らを目の当たりにし、焦りを感じつつも…アイドル活動の準備を始める!! 一方、アクアはネットドラマ出演時のプロデューサーに誘われ恋愛リアリティショーへ出演する事に。芸能界の“リアル”とは…!?
“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第3巻!!
【推しの子】3巻のネタバレありの感想|第三章恋愛リアリティショー編
今回もハラハラドキドキの展開が続きました。
3巻は『恋愛リアリティショー編』。
表紙もアクアで、今まで以上にアクアづくしの巻となっていました。
ぴえヨン襲来
触れられずにはいられなかったこのお方。
その名も「ぴえヨン」。
小中学生に大人気の筋トレ系YouTuberで、本人曰く、年収は1億円らしいです。(やはり筋肉こそ正義!)
苺プロの頼れる先輩の登場です。
出典:【推しの子】 コミックス3巻より引用
このビジュアルには、重曹ちゃんもビックリ。
もうね、この顔見るだけで笑っちゃいますよね。
いいキャラしてましたし、ぴえヨンさんには今後も定期的に登場して欲しいものです。
なんだかんだ言って頑張ってくれる重曹ちゃんが可愛い
2巻でもアクアの誘いにコロッとやられて引き抜きに応じるなど、ちょろさ優しさを見せつけた有馬かなこと重曹ちゃん。
自分がアイドルとして活動することへの抵抗と恥じらいは残しつつも、なんだかんだと頑張る姿は非常に好印象でした。
出典:【推しの子】 コミックス3巻より引用
それにしても、このぴえヨンの被り物を付けた状態で、1時間にわたるブートダンスを乗り越えるってすさまじいですね。(孵化のポーズってなんだよ)
そしてグループ名は、ルビーの発案により『B小町』に決定‼
星名アイの所属していた、伝説的アイドルグループの名前を引き継ぐ形となりました。
黒川あかね炎上事件
ルビーと重曹ちゃんがアイドルとしてのスタートを切る一方で、アクアは恋愛リアリティショー『今からガチ恋♡始めます』(今ガチ)に出演。
この番組の内容は「芸能活動をしている6人の男女を集めて、くっつくかくっつかないかを楽しむ」というもの。
「だるぅ」と内心で愚痴りながらも、生前のアイの情報を得るために、持ち前の演技力を活かして溶け込んでいました。
そんな『今ガチ』の収録の中で、参加者の女優の少女・黒川あかねが重大なトラブルを起こしてしまいました。
あかねは番組内でうまく目立てず、SNS上での反応も微妙、さらには担当マネージャーが怒られる様を見てしまい功を焦っていました。
そのため悪女を演じようとした彼女ですが、鷲見ゆきの顔に傷をつけてしまいます。
傷自体は軽いものでしたし、何よりも仲が良かったため、ゆきは謝罪を受け入れて許します。
しかし、視聴者たちはそんな事実は知りません。
顔が資本のモデルであり、なによりも今ガチの中でも特別注目されていたゆきに手を挙げてしまったことを燃料として、大炎上してしまいます。
出典:【推しの子】 コミックス3巻より引用
繰り返される誹謗中傷の嵐により、心身ともに追い込まれてしまい、あかねは飛び降り自殺をしようとしてしまいます。
このシーンのアクアが最高に主人公してる
しかし、幸いにもアクアが駆け付けたことにより、未遂へと終わりました。
出典:【推しの子】 コミックス3巻より引用
ダークヒーロー的な側面のあるアクアですが、このシーンは素直にかっこよかったです。
それにしても、なにかと炎上事件が起こる昨今ですが、これについては色々と考えさせられますよね。
今回はアクアによって引き留められましたが、あかねのように自殺という選択肢をとってしまう方も決して少なくはありません。
言葉の使い方、投げかけ方には気を付けていきたいものです。
『今ガチ』メンバーなんだかんだ全員いい子たちだったね
自殺を阻止することに成功したものの、炎上に関してはまだ沈静化していません。
アクアを含むガチ恋メンバーたちは、この事態を収めるために「自分たち目線の今ガチ」の動画をSNS上に投稿。
彼ら彼女らが本当に仲が良いことをアピールしたこの動画により、あかねのイメージを変革することに成功、ついでに今ガチ自体の人気も高まります。
出典:【推しの子】 コミックス3巻より引用
一人くらい性格の悪いやつもいるかと予想していましたが、みんな誰かのために動けるいい子たちでした。
この中だと、個人的にはユーチューバーの女の子・MEMちょがいいキャラしていて好きでした。
有馬かながメインヒロインだということを改めて実感しました
今ガチが注目される中で、ファンの間ではアクアとあかねのカップル「アクあか」がヤバいと話題になっていきます。
また、アクアの好みが星野アイであると知ったあかねは、プロファイリングにより彼女のキャラクター性を分析し再現。
その完成度はあのアクアを赤面させ、番組を見ていたルビーにもアイを想起させるほどのものでした。
ただ、これに機嫌を損ねる人物が一名。
そうです、我らがヒロイン・重曹ちゃんこと有馬かなです。
モヤモヤとした状況に陥っていた彼女ですが、登校中に「今から学校サボって遊ばね?」とアクアに声をかけられます。
これによって、一気に機嫌を直す重曹ちゃんが最高にかわいいかったです。
出典
:【推しの子】 コミックス3巻より引用
このシーンですけど、アクアもアクアで素を出している感じがして最高に好きなんですよね。
前回の感想記事では半分くらいネタで言っていましたが、ここにきて重曹ちゃんのヒロイン化が著しい……‼
恋愛感情があるかどうかは現状微妙なところではありますが、有馬かなという存在が、アクアにとっての帰るべき日常の象徴みたいになっていきそうな感じがします。
いざ復讐に動き始めたときに彼を止める役となるのか、あるいは復讐を終えた彼の闇を受け入れて支える役回りとなるのか、いずれにせよアクアの物語に有馬かなが大きく絡んでくることは間違いないでしょう。
そんな感じで「アクア×重曹ちゃんサイコー!」という魂の叫びを残して締めくくりたかったところですが、この3巻の最後で最大級の爆弾がぶち込まれます。
なんと、今ガチ内でアクアがあかねにキスをしたのです。
あかねから、プロファイリングによってアイの思考をある程度トレースすることが可能であるという話を聞き、アクアはこの能力を手放すことを惜しみ、今後の繋がりを作るために仕掛けたのでした。
動機こそ不純ではありますが、あかねとのカップルが成立。
有馬かなが涙を流すコマを最後に、3巻が締めくくられました。
いやはや、この先どうなってしまうのか‼
有馬かなを推している身としては、非常に心が痛む終わり方です。
もう次巻が気になって気になってしょうがない……‼
ということで、ぼくはついに連載版へと手を出してしまいました。
今回は3巻の感想記事のため、これ以降の内容についてはネタバレしませんが、4巻も確実に面白い内容となっている、ということだけはお知らせしておきます。
また4巻が発売され次第、今回と同じように感想をまとめていきますので、もしよければまたお越しくださいませ。
【追記】4巻の感想記事も出しました。
www.kakidashitaratomaranai.info
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