【推しの子】関連記事
どうも、トフィーです。
今回は、赤坂アカ先生と横槍メンゴ先生による漫画、【推しの子】2巻を読んでの感想をつらつらと語っていきたいと思います。
前回までの紹介形式の記事とは異なり、ネタバレ全開の内容になりますので、未読の方はご注意ください。
ちなみに、こちらは【推しの子】1巻の紹介記事です。
前半がネタバレなし、後半がネタバレありの感想となっています。
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では、さっそく2巻について語っていきましょう‼
2巻のあらすじ
「この芸能界において嘘は武器だ」
推しのアイドル・星野アイの“子”に転生し、前世の記憶を持ったまま、“赤ちゃんライフ”を満喫する双子のアクアとルビー! しかし、その時間も束の間に、アイはストーカーに殺害されてしまう…。時が経ち、双子は高校生になると同時に、アクアは“復讐”のため、ルビーは母親のように“輝く”ため、各々の思惑を胸に“芸能界”に挑む…!
“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第2巻!!
【推しの子】2巻のネタバレありの感想|第二章芸能界編
さて、第二章芸能界編に入った【推しの子】の第2巻の感想を語っていきます。
繰り返しになりますが、2巻のネタバレ全開の内容になりますので、 未読の方はご注意ください。
五反田泰志監督の威厳……
第2巻は『芸能界編』‼
アクアもルビーも成長し、環境もガラリと変わりました。
斉藤壱護社長もどこかに行っちゃいましたし(闇が深い)、あとを引き継いだミヤコさんは2人の母親みたいになっています。
他にも、アクアは五反田監督のもとで撮影の知識を学び続けていたようです。
出典:【推しの子】 コミックス2巻より引用
そして、監督が子供部屋おじさんだということが発覚。
……うん。
次に行きましょう。
アクアがシスコンすぎる
第2巻でも、アクアのシスコンっぷりは健在でした。
アイと同じアイドルの道を目指すルビー。
対して、アイと同じ結末を迎えさせないために裏で工作し、アイドルの道を諦めさせようとするアクア。
2人ともアイの影響を大きく受けていますが、ルビーが明るく情熱的なのに対し、アクアの心は冷え切ってしまっています。
それぞれの抱える想いが、 光と闇、あるいは火と水のように対比になっているのがまた面白いですよね。
さて、アクアは犯人を追い続けつつも、ルビーのことも大切に思っていて、進学先も彼女と同じ陽東高校を選びました。
陽東高校には、普通科の他に芸能科があります。
当然ルビーは芸能科を選んだわけですが、アクアは普通科の試験を受けました。
そこまでして、妹と同じ学校に行きたかったのかアクア……。
これには重曹ちゃんもドン引きです。
出典:【推しの子】 コミックス2巻より引用
このルビーの顔がなんともいい味を出していますね()
兄が重度のシスコンであることを、自然と受け入れている感じが面白いです。
そうそう、重曹を舐める天才子役(10秒で泣ける天才子役)こと有馬かなも、陽東高校に通っていることが判明。
学年は1つ上なので、2人の先輩ということになります。
(ただ、ルビーもアクアも前世の記憶がバリバリに残っているので、純粋な先輩後輩の関係とは言い難いですが……。)
そんな重曹ちゃんから、彼女がヒロインを演じるドラマに出てみないかと、アクアに誘いがかかります。
一度は「やらん」と即答したアクアですが、鏑木勝也(かぶらぎ まさや)がプロデューサーを務める作品だと知り、出演を決定しました。
彼はアクアとルビーの父、つまりアイを殺した犯人の一味である疑いがかかっていました。
秀才の演技
アイと違って、「俺には演技の才能が無い」と諦め気味に語っていたアクア。
けれども、彼にはアイとは違い「10年間、監督の下で学んで身に着けた撮影の知識」と「東京国立医大に合格するほど頭脳」があります。
使えるものはなんでも使う。
確かに彼は天才ではないけれども、秀才としてのやり方で、彼は有馬かなが活躍できる舞台を整えました。
出典:【推しの子】 コミックス2巻より引用
復讐のために芸能界に関わることを選んだアクアですが、アイが遺した言葉の通り役者として輝いていく展開にも期待できそうです。
ちなみに、DNA鑑定の結果、鏑木はアクアの父ではない(=犯人ではない)ことが判明しました。
彼に実力を認められたアクアは、アイの情報を教えてもらうことと引き換えに、恋愛リアリティーショーに出演することになりました。
不知火フリルが怪しい(根拠はない)
出典:【推しの子】 コミックス2巻より引用
この子、絶対黒幕の関係者だわ(根拠はない)
ええ、特に根拠はありません。
けれども、不知火フリルは芸能科の誰もが注目し、ルビーが「今 最推しだよ‼」とまで言ってのけるほどのスター。
そして、『推し』という言葉は、この漫画のタイトルにも含まれているほどに重要な単語です。
黒幕の関係者ではないにしろ、ルビーたちのライバルとして立ちはだかったりと、物語のカギを握る人物になるんじゃないかなぁ……と勝手に予想しています。
有馬かな(重曹ちゃん)がチョロ可愛い
こちらをご覧ください。
出典:【推しの子】 コミックス2巻より引用
はい、オカワワワワワですね
『第二章 芸能界編』は、有馬かなの「成長した姿」や、「芸能界への想い」、そして「恋心」など、とにかく彼女の心情が描かれており、『有馬かな編』と言っても過言ではありません。
そのちょろさゆえに、ルビーと同じアイドルグループに加入することにもなり、今後の活躍も約束されたも同然です。
「ああ、この漫画のヒロインは重曹ちゃんだったのか……」とぼくは確信しましたね。(すみませんね)
そして、『第三章 恋愛リアリティショー編』へ
他にも、「相変わらずギャグがテンポよくて面白いなぁ」とか、「壱護社長、また裏でアイがらみの事件に巻き込まれてたりするのかなー」なんて考えてみたりもしましたが、芸能界編を読んでぼくが思ったことといえば、だいたいこれくらいでしょうか。
環境がガラリと変わった【推しの子】第2巻ですが、続く第3巻の『恋愛リアリティショー編』でも色々な動きがありそうです。
【追記】3巻も読み終えましたので、感想をまとめました。
こちらの記事も、今回と同じような形式で印象に残ったシーンを振り返っています。
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