はじめに
2019年10月、テレビ朝日で放送された「関ジャム 完全燃SHOW」の“スピッツ特集”。ゲスの極み乙女の川谷絵音がスピッツの魅力について取り上げた。そこで初めに取り上げられたのが歌詞表現だった。やはりスピッツの歌詞は巧みな比喩表現や言葉選びのセンスがあるからフレーズの完成度が半端ない。
かくいう僕も小学生のころからカーステでスピッツを聴き、それ以来ずっとスピッツの曲は傍にあった。何個も何個も好きなフレーズがある。それを自分の頭の中にしまっておくのは少しもったいない気もするので、今日はたくさん紹介したいと思います。
未完成ですが、随時追記していきます!
取り上げるアルバム
ハヤブサ(2000年)
三日月ロック(2002年)
色色衣(2004年)
スーベニア(2005年)
さざなみCD(2007年)
フレーズ集
上昇し続けることはできなくても またやり直せるさ
放浪カモメはどこまでも/ハヤブサ
もしも君に会わなければもう少しまともだったのに
もしも好きにならなければ幸せに過ごせたのにHOLIDAY/ハヤブサ
今は振り向かず8823 クズと呼ばれても笑う
8823/ハヤブサ
君を自由にできるのは宇宙でただ一人だけ
8823/ハヤブサ
君を不幸にできるのは宇宙でただ一人だけ
8823/ハヤブサ
似てない僕らは細い糸でつながっている よくある赤いやつじゃなく
君と遊ぶ誰もいない市街地 目と目が合うたび笑う
夜を駆けていく今は撃たないで 遠くの灯りの方へ駆けていく
夜を駆ける/三日月ロック
でたらめに描いたバラ色の想像図 西に稲妻光る
夜を駆けていく今は撃たないで 滅びの定め破って駆けていく
夜を駆ける/三日月ロック
天神駅の改札口で君のよれた笑顔
行き交う人の暗いオーラがそれを浮かす
さわって・変わって/三日月ロック
ぬるい海に溶ける月 からまるタコの足
言葉より確実に俺を活かす
さわって・変わって/三日月ロック
もういいやとか言いたい時にこらえるオロかさで
3連敗のち3連勝して街が光る
さわって・変わって/三日月ロック
本当は犬なのにサムライのつもり
ローテク・ロマンティカ/三日月ロック
街を渡る羽のような 思い通りの生き物に変わる
ハネモノ/三日月ロック
コネを鳴らす子猫のような 思い通りの生き物に変わる
ハネモノ/三日月ロック
心地よい耳鳴り文字化けの中にも輝く運命を知る
無理やり晴れた日始まった物語僕らはここにいる
ハネモノ/三日月ロック
巡る季節追いかけていく転びながらいい調子
ハネモノ/三日月ロック
だめだなゴミだな さりげない言葉で溶ける心
エスカルゴ/三日月ロック
ひとりぼっちがせつない夜星を探してる
明日君がいなきゃ困る 困る
スターゲイザー/色色衣
カワイイだけで大好きさ
ハイファイ・ローファイ/色色衣
誰も彼もイイこと言うが欠けた夕日が見えるだろう
ハイファイ・ローファイ/色色衣
ムダなことがこぼれそうでも 交尾のための生じゃなく
ハイファイ・ローファイ/色色衣
ケモノになれないケモノでも優しくされたら燃え上がる
稲穂/色色衣
気のせいでいいよ今は生き残れ
星降る夜に約束通り必ず会おうよ
青春生き残りゲーム/色色衣
風に尋いてくれ
船乗り/色色衣
春酸っぱい思いがそれに溶けてた夏赤い背中少し痛かった
春夏ロケット/色色衣
地球ありふれた星のクズなら安物の材料すぐはみ出そうさ
春夏ロケット/色色衣
楽してゴメンなみんな俺のせいだ
春夏ロケット/色色衣
グラスにあふれてる 水を飲みほしたら
新しい十字路を目指す
孫悟空/色色衣
できるだけ単純なそれでいて頑丈な 仕組みでもって歩いてく
孫悟空/色色衣
胸に火を灯そうもがき続けてよう 初めてを探してる
あまりに暗い夜中途ハンパな毒 手が届きそうな明日
孫悟空/色色衣
胸に火を灯そう月を見上げろよ 言葉を並べていく
分かるはずもなく終わることもなく ただ生まれる言葉を
孫悟空/色色衣
この街で俺以外君のかわいさを知らない
今のところ俺以外君のかわいさを知らないはず
大宮サンセット/色色衣
君を抱きしめたいよ 今夜俺は寝ないよ
大宮3セット/色色衣
美人じゃない魔法もないバカな君が好きさ
夢追い虫/色色衣
上見るな下見るな誰もがそう言うけれど
憧れ裏切られ傷つかない方法も身につけ乗り越えどこへ行こうか?
夢追い虫/色色衣
ユメで見たあの場所に立つ日まで僕らは少しずつ進むあくまでも
夢追い虫/色色衣
ボロボロになる前に死にたい
僕はジェット/色色衣
春の歌愛と希望より前に響く
聞こえるか?遠い空に映る君にも
春の歌/スーベニア
平気な顔でかなり無理してたこと
叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光にさらされていく
春の歌/スーベニア
歩いていくよサルのままで孤り 幻じゃなく歩いていく
春の歌/スーベニア
春の歌 愛も希望もつくりはじめる
遮るなどこまでも続くこの道を
春の歌/スーベニア
そしてすぐにここで甘えたい
君の手でもみくちゃに乱されて新しい生き物になりたい
甘ったれクリーチャー/スーベニア
イジメだらけの世界でもどこかに光があるもんだ
甘ったれクリーチャー/スーベニア
どうか正夢君と会えたら何から話そう笑ってほしい
正夢/スーベニア
ハネた髪のままとび出した 今朝の夢の残り抱いて
冷たい風身体に受けて どんどん商店街を駆け抜けていく
正夢/スーベニア
八つ当たりで傷つけあって 巻き戻しの方法もなくて
少しも忘れられないまま なんか無理矢理にフタをしめた
正夢/スーベニア
誰のせいでもねえすべて俺のせい おかしいほど白い花を手に持って
誰のせいでもねえすべて俺のせい マジメ過ぎただけ君が見た夢
ワタリ/スーベニア
寂しい黄昏に泣けるぜいたく 電車の窓から見かけた快楽
寂しい黄昏に泣けるぜいたく
ワタリ/スーベニア