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漫画、アニメ、魔属魔具師編それぞれの最終回まとめ|ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所は、すこし特殊な漫画です。

というのも、連載→連載終了→10年後にアニメ化&続編、という不思議な軌跡を歩んでいるからです。

本記事では、漫画、続編、アニメの最終回をそれぞれまとめました。 

まだ二人の冒険は終わっていないっぽいですが、改めて見直したい方は是非ご覧ください。

 

ちなみに、作者の西義之先生が死亡したのではないかと検索をしてこのブログにたどり着く方がいますが、勝手に殺さないでください。

先生は元気です。

たまにムヒョたちの絵を描いてくれるのでめちゃ嬉しい!

ぜひフォローを!

 

 

漫画版「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」

西義之『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』は、『週刊少年ジャンプ』にて2004年53号から2008年14号まで連載されました。公式略称は「ムヒョロジ」「ムヒョ」です。漫画コミックスは1巻~18巻まであります。

 

漫画の最終回(156話)


ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 18 (ジャンプコミックス)

 

どんな最終回かをご説明するために、それまでの流れも併せて書きます。

ベクトールとの戦いが終わり、ロージーは重要なことを思い出します。それは、昇級しなければムヒョの助手をやめなければいけないということ。

ムヒョの助手試験当時、魔法律のド素人であるロージーがムヒョの助手になる条件は、「二年後までに昇給すること」でした。

そして、その「二年後」が、ベクトールとの戦いが終わった4日後までに迫っていたのです。

もしも4日後の昇級試験で落ちたらコンビは解消になってしまいます。

ヨイチはその隙を見てみてムヒョに「組まないか」と持ち掛けます。ヨイチはロージーからムヒョの助手の座を奪う気です。

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©集英社

 

 

結果から言うと、ロージーは実技試験で落ちてしまいました

 

新聞によるとー

 

「実戦経験に裏打ちされた戦いは見事で準一級書記官とは思えない

しかしリミット3分であと1匹というところで

彼はけがを負った受験者を助けてあえなく時間切れとなってしまった」

人を助けたとはいえ、失格は失格です。ロージーのクビが決まりました。

 

それから数日、通常の仕事をこなしながらも、ムヒョとロージーのお別れは刻一刻と近づきます。

 

そして、ここからが最終条『ムヒョとロージー』 になります。

魔監獄ではエンチューとビコが話しています。

エンチュー「見損なったよヨイチ!!ぬけがけなんてひどすぎるボクもムヒョの助手になりたいのに」

ビコ「あ そっちなんだ ひどいのは」

エンチュー「とまあ冗談はさておき その助手交代劇には重大な見落としがある」

エンチュー「でもまあこれは…ムヒョ次第なんだけどね」

 

場面が変わり、駅のホームでたたずむロージー。ロージーはお別れが苦しくてこっそりと事務所を抜け出してきました。

周りを見ると、霊につかれている人が分かります。しかし、魔法律の掟で、依頼や便令以外の魔法律の行使は禁止されています。と考えているうちに、サラリーマンに憑いていた霊の急な悪霊化が始まります。迷っている暇なんかない、と魔縛りで霊の動きを封じますが、想像以上に強力な霊で、ロージーはピンチに陥ります。

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©集英社

 

そこにムヒョの魔列車が到着。

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©集英社

 

ムヒョ「ヒッヒ よお なにやってんだウスノロ」

「クビになったのをいいことにずいぶんと自由だナ 規則違反も一人旅もなんのそのか?」

ムヒョ「これからどうすんだ」

ロージー「わかんないけど…協会行ってみるよ 仕事探してみて…ダメなら田舎に帰ろっかな…」

 

ムヒョ「フーン…じゃあこれムリだな」

ムヒョ「オメェの言ってたスーパーの野菜市」

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©集英社

 

ムヒョは助手の募集を見送り、ロージーを待つという選択をしました。

ムヒョ「基礎からみっちりたたきこんでやる」

ムヒョ「ーああ 後な 今後泣き虫一切禁止な」

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©集英社

 

 

こうして助手騒動は一件落着。ヨイチはナナちゃんにボコられてました。

 

そして一年が経ちます。

依頼人が来て張り切っているロージー。ピカピカの一級書記官になりました。

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©集英社

 

 

 

 

その後、少しだけストーリが続き…

ロージーのペンが壊れてしまいます。ムヒョがロージーにおふるのペンをあげます。

ムヒョ「昇級祝いって奴と思え」

ロージー「ありがとムヒョォ」

 

魔属魔具師編への伏線ですかね…?

 

以上が漫画『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』の最終話になります。

なぜムヒョがロージーを選ぶのかはコチラの記事をどうぞ!

ムヒョがロージーを選んだ理由を考察|ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 

続編:魔属魔具師編


ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 魔属魔具師編 1 (ジャンプコミックス)

 

「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 魔属魔具師編」は、アプリ、ジャンプ+で2018年3月19日から2019年3月7日まで連載されました。

漫画は全2巻です。

 この物語に出てくる謎の少年バビロは同作者による「魔物鑑定士バビロ 」の主人公です。邪悪なドラえもんといった感じでとても面白いのでおすすめです!

 


魔物鑑定士バビロ 1 (ジャンプコミックス)

 

魔属魔具師編の最終条「まつろわぬもの」

レオーニとあおいの一件が片付いたムヒョとロージーは、リオ先生とナナちゃんに呼ばれて協会に行きます。目的は二つ、一つが祝勝会、もう一つがペイジとヨイチが大事な事を話すためでした。

ペイジはバビロから恐ろしいものを預かっていました。

それは、禁書と化したイサビです。

 

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©集英社

 

 

イサビは日に日に強大になりゆく禁書の力を封印するために、禁書を体内に取り込んだのでした。イサビのおかげで数年は持ちますが、禁書がまた復活してしまうと幽世と現世の境目がなくなってしまうほどの崩壊が起きて起きてしまいます。

ヨイチとペイジはムヒョとロージーに幽世の調査を依頼します。

しかし、ムヒョはこれを断ります。

 

ロージー「これからどうするの?」

ムヒョ「とりあえず昼寝だ 昼寝して 飯食って 先のことはそれからだ」

 

ムヒョのこの判断が正しかったとわかるのはだいぶ後のことになるとロージーのナレーションが入ります。

場面が変わりリリーとマリル。

 

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©集英社

 

「う~んどういうことだ?リリー」

「う~んわからないわマリル」

マリル「ま、でも物語って気まぐれだものね」

リリー「そう 慌てたって無駄よだって」

 

「運命はもう決まっているのだから」

これはおそらく、ムヒョとロージーの魔法律相談事務所が再び最終回を迎えることを表しているのでしょう。

時計とは、物語の進行のことだと思われます。

 

結局バビロについてははっきりせず。

物語の続きが期待できそうな終わり方ですね!

 

アニメ版「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」

2008年に連載が終了した作品であったが、『週刊少年ジャンプ』創刊50周年記念事業の一環で作者・ファン念願のアニメ化を果たした。

 2018年8月から10月までBSスカパー!・アニマックスにて1期が放送された。第2期は、2020年7月から9月まで放送された。

監督 近藤信宏
シリーズ構成・脚本  鈴木やすゆき
キャラクターデザイン 河野紘一郎

 アニメ2期の最終話

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©集英社

 

漫画8~9巻の 68~70条がアニメ版の最終話にあたります。

ロージーがトーマスの通行証を見事破壊し、ムヒョがトーマスに冥王の刑でとどめを刺し、ムヒョ一行は勝利します。

五嶺から事務所を返してもらうこともできたため、ムヒョとロージーは事務所に帰ります。

漫画版ではここからペイジが出てきて「エンチューの居場所が判った」と言い、新たな旅が始まります。

しかし、アニメ版ではここで一息つくといったところです。

つかの間の休息に依頼者が来て、「ようこそムヒョ魔法律相談事務所へ」と言って終わります。

 

おわりに

 アニメ、漫画続編ともに続きが見れそうな終わり方ですこしほっとしています。ただ、もしも続編が連載されないとしても、西先生なら同人で描いてくれるって僕信じてますから!!