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『アイシールド21』の読み返す度に泣ける激熱名シーン・名言を巻を追ってまとめました!

関連記事:『アイシールド21』の最終回|登場人物のその後をまとめた(大学、社会人、その他)

 

 言わずと知れた不朽の名作「アイシールド21」。

何回読み返しても泣かせてくる化け物作品、まさに涙腺サンドバッグ。

何回も読み返すと、キャラに思い入れが生まれてくるから余計泣けてくるというインフレスパイラルを起こしてます。

この記事では僕がアイシールド21で、「読んでいて本当に泣いたシーン」のみを何巻か、何話かも合わせてまとめました。 

「泣いたかどうか」が判断基準なので、語りつくされた王道名シーンが入っていないこともあります。

逆に、それほどスポットライトを浴びてないシーンも、ジーンとくるものは載せています。

 

あ、もちろんあの先輩のシーンは入ってます(笑)

思い出したら随時追加していきます!

コメントでぜひ皆さんの泣いたシーンを教えてください!

 

 

パンサー「どうしても闘いてェ奴がいるんだ!日本に行きてェ!!」

7巻 58th 黒い豹

泥門デビルバッツ VS NASAエイリアンズが決定した。しかし、NASAエイリアンズの監督アポロは白人至上主義。パンサーを試合で使うどころか、日本に連れて行く気すらなかった。仕方なくアメリカで留守番をしようと諦めるパンサー。婆ちゃんから、「ビンゴで貯めた金だ」とお金を渡されるが、パンサーは「マッサージ機でも買いなよ」と断る。
しかし、アイシールド21の走りを見て、衝撃を受ける。どうしても闘いたい、そう思ったパンサーは、(間違った)土下座で婆ちゃんにお願いをする。

 

「婆ちゃん嘘はいけねー ビンゴで儲けたなんて ミシンの内職で貯めたんだろ!」

「あの金の重みは知ってるよ だからドゲザなんだ」

「マッサージ機買うの一年だけ待ってくれ!マッサージなら俺がやるから 俺……」

「どうしても闘いてェ奴がいるんだ!日本に行きてェ!!」

 



実際にパンサーがフィールドに出た時の「できる!アメフトができる!!」も最高ですね。

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モン太「今 一番好きなスポーツは アメリカンフットボールです!!」

9巻 77th 地獄に惚れた男たち

アメリカ合宿にて、死の行軍(デス・マーチ)に参加するか、 日本に帰国するかを決断する場面。誰よりも早く決断をしたのはモン太だった。
自己紹介を求められたモン太は、一通り自分の好きなものを言い、最後に日本行きのチケットをビリビリに破り捨てて言った。

モン太「今 一番好きなスポーツは アメリカンフットボールです!!」

 

 

雪光学「走り直したいんだ 自分が倒れたところから」

10巻 86th 負け犬はいるか

アメリカ大陸を横断するという常識外れの特訓「死の行軍(デス・マーチ)」。33日目にとうとう一人目の脱落者が出る。連日の疲労、そして雨で体力を奪われ雪光学は、体力的な面から他のメンバーについていけるわけがなかった。

「一緒に…一緒に…一度くらい僕だって…みんなと一緒に…」

そう言って気絶し、倒れてしまったた雪光を、セナは担いで走り出す。

数秒して意識を取り戻した雪光は「ありがとう」と言って、逆走を始める。

セナ「あ そっち逆走…」

 

雪光学「走り直したいんだ 自分が倒れたところから」

 

 

セナ&モン太「泥門でビルバッツが全員揃うその日まで 僕たちは負けない」

11巻 90th 遅すぎたアスリート

泥門でビルバッツ、レギュラーメンバー発表で雪光学の名前が呼ばれることはなかった。
夜のグラウンドで、雪光は一人アメフトボールを手にしながら思いにふける。「惜しかったのかな、そうだといいけど」と呟き、入部試験や合宿での努力を思い出す。

 

「ハハハ… 夢見ちゃって 無理に決まってるのに …馬鹿だなあ…」

 

なぜもっと早く始めなかったのか、後悔の念でその場に泣き崩れる雪光。

少しして、まだあきらめないと立ち上がる。

偶然それを見ていたセナとモン太は大きな声で、独り言のように言う。

「勝ち続ける限り トーナメントは終わんねえぞセナ!」

セナ&モン太「泥門でビルバッツが全員揃うその日まで 僕たちは負けない」

 

それを聞いた雪光は、ボールを拾い、泣きながら微笑む。

 

桜庭春人「凡人に生まれた男はどうしたらいいんだ…!!」

11巻 91st 一流の夢

桜庭春人は、天才・進清十郎を追いかけ続け、同量のトレーニングをこなした。その結果得られたものは「凡人の上出来」だった。加えて、5年間を無駄にしたという絶望感だった。
そして、失意の中手にしたのは、小学生のファン、虎吉からもらったリストバンドだった。シミだけらけのリストバンドをもって学校に戻ると、進が雨の中ランニングをしていた。こんな時ですら、もくもくと努力をする進を見て、桜庭は打ちのめされる。

「勤勉な天才に 凡人はどうやったら適うっていうんだ」

「俺は勝ちたいんだ!進に!諦めきれないんだよ!俺だって一流になりたい!」

「凡人に生まれた男はどうしたらいいんだ…!!」

 

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高見伊知郎「凡才の俺が一流の世界で戦える桜庭春人って相棒を6年間待ってたんだ」

11巻 92nd 日本一のパス

前のシーン↑にて、「5年間無駄にした」「何も意味がなかった」と吐き捨てる桜庭を、王城のQBである高見は思い切り殴りつけた。高見は桜庭を相棒だと信じていたからだ。足を怪我している高見は監督から「投手は無理だ」とはっきり告げられていた。高見はそれを4年越しの努力で跳ねのけ、ようやく投手の座を手にしたのだ。

高見「僕はちょっと背が高いだけの凡才だ  ラッシュから逃げることも自分でタッチダウンもできない」

高見「一人じゃ誰にもかなわない だからずっと待ってたんだ 高さを生かせる相棒を」

高見「凡才の俺が一流の世界で戦える桜庭春人って相棒を6年間待ってたんだ」

 

裏でこれを聞いていた 桜庭は号泣する。そして覚悟を決めて、ジャリプロ(アイドル事務所)に辞表を出す。

 

夕陽ガッツ「諦めんなよ夕陽ーガッツ!!エィオウ!夕陽ーガッツ!!頑張れ泥門ーデビルバッツ!!エィオウ!泥門ーデビルバッツ!!」

12巻 105th 1%の力

全国高校三回戦、泥門デビルバッツ VS 夕陽ガッツ戦。
56-6で敗北した夕陽ガッツには当然現役を引退するメンバーもいた。メンバー全員、涙を流しながら残りのメンバーへ、そして勝ち進んだ泥門デビルバッツへエールを送った。

 

 

葉柱ルイ「テメェと俺となにが違うってんだよォオ!!」

13巻 110th 恐怖政治

 葉柱ルイ率いる賊学カメレオンズ VS 巨深ポセイドンズ、結果は賊学の惨敗に終わった。試合中盤、巨深の圧倒的な力の前に、葉柱以外のメンバーは全員試合を諦めたのだ。葉柱の恫喝交じりの檄でも、再び闘争心を取り戻すものは誰一人いなかった。

試合が終わり、うなだれる葉柱の下にヒル魔が訪れる…。

 

葉柱「カッ これで俺はクリスマスボウルの夢も見納めだな」

ヒル魔「………まだ勝算あったのに てめぇ以外の賊学連中途中であきらめやがったな」

 

葉柱「兄貴の時代はよ 化石みてえな根性系の賊学生がまだチラホラいやがった」

葉柱「俺らの世代は違う 一言目にはウゼェ 二言目にはダリィ カッ!そんなやつらまとめんには…」

葉柱「力っきゃねえ 恐怖政治しかねーだろうが! テメーだってそうだろ そうやってチームまとめてきたんだろ」

葉柱「なのに畜生結局はバラバラだった なんか俺が間違ってたとでも言うのかよ…!!」

葉柱「なんでテメーんとこの奴らはテメーが怖いから頑張ってんじゃねえんだ!なんでテメーと一緒になってクリスマスボウルまで目指してやがるんだ!!」

 

葉柱 「テメェと俺となにが違うってんだよォオ!!」

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 小結父「俺の立派なデカい体はくれてやれなかったがよ 母さんから立派な小せえ体貰ったじゃねえか なぁ大吉よ!」

14巻 118th その誇り高き血を 

小結大吉は、巨深ポセイドン水町健吾の試合を見て完全に自信を失っていた。体格が小さい自分が、長身の水町に勝つのは不可能だと思ったからだ。

 巨深戦前日、小結は

『自分はチームにいない方がいい 役立たずがこれ以上は迷惑はかけられません』

 と手紙を残して姿を消した。

泥門全員で探すと、丘の木の下に小結はいた。幼いころから自分の身長を刻んだ木を見ると、成長が止まっていることが分かってしまう。 

セナたちに慰められ、ハァハァ三兄弟にぶん殴られ、小結は水町に立ち向かうことを決心する。

試合当日、やはり水町は強かった。あれだけ特訓した「立ち合い」すら通用せず、進化する天才水町に隙はないように思えた。

そこに小結の両親が登場する。

「大吉ィ!! 小結家の漢の武器はなんだ? スピードぉ?背の高さ? 違うだろバカ!!」

「運送屋の腕っ節 ナメさせんじゃねぇぞ!!」

 

一時は、小結は自分を小さな体に産んだ両親を恨んだ。

しかし、体格差をものともせず、真っ向からのパワー勝負で水町を跳ねのけた。

それを見た小結父は嬉しそうに言った。

 

 小結父「俺の立派なデカい体はくれてやれなかったがよ 母さんから立派な小せえ体貰ったじゃねえか なぁ大吉よ!」

 

 

小判鮫先輩 「俺、今までで一番楽しかった。」

15巻 127th ルーキーエース

泥門デビルバッツ VS 巨深ポセイドンズ、最後の2秒まで勝敗は分からない。泥門が押し込めば泥門の勝ち、巨深が止めれば巨深の勝ち。もちろん泥門は切り札の「デビルバットダイブ」で相手の頭上を飛び越える作戦だ。

「最後はデカ系のメンバーで」それが巨深の作戦。

水町「最後は小判鮫先輩はドッカシ待っててくださいよ!」

筧「絶対一本止めて先輩たちの分まで準決勝の切符持っていきます」

 

小判鮫「…アハハ!もう結局最後までお前らに頼りきりだなァ 俺らとかすっかり役立たずで…」

それを聞いて巨深メンバーはキョトンとした。

 

筧「小判鮫先輩が役立たずだなんて俺だって水町だって全員一度も思ったこと無いすよ」

 

小判鮫はずっと恐れていた。 水町・筧の世代が強すぎて、自分たちの代がバカにされているのではないかと。

 

最終セット、泥門のデビルバットダイブが成功し、巨深は負けることになる。

  

水町「…そうか 俺ら 負けたのか 小判鮫先輩達との最後の大会終わっちゃったじゃん…」

水町「ああああああああぁあああああああ」

筧「…すいませんでした小判鮫さん 準決勝の切符…」

 

小判鮫「いいんだ」

小判鮫「いいんだ俺 6年目の…今年最後で お前らが入ってくれて 練習すごすぎでさ 今までで一番きつかったけど」

小判鮫「今までで 一番楽しかった…」

 

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武蔵「俺の友達の為に 泣いてくれ!!」

16巻 141st タイムアウトの夜明け

泥門デビルバッツ VS 西武ワイルドガンマンズ戦、泥門は絶望的な局面に追い込まれていた。天才武者小路紫煙(通称キッド)にはすべての作戦が通用しないのだ。

何かを待つことに賭けた眼をしたヒル魔を、武蔵は父の病院のテレビ越しに見ていた。そして武蔵は、ヒル魔が待っているのは自分だということに気が付いていた。

「フィールドに駆けつけたくても駆けつけられない」というジレンマを抱えた武蔵を武蔵の父が石を握りしめて殴りつけた。

武蔵父「急ぎの仕事があんだろ!」

武蔵「簡単に言うんじゃねぇよ てめーはつよがってりゃいいだろうが 玉八たちはどうなる うちが何人食わしてると思ってんだクソ親父」

 

武蔵「…俺ら3人の最後の大会なんだ その火が今にも消えちまうって時によ…」

武蔵「ややこしいこと無視して テメーらに後ろ足で泥かけて フィールドに駆けつけちまおうってこの一年半俺が何万回思ったかー」

 

武蔵父「泥くらいいくらでもかけろ」

 

そこにちょうど工務店の職人たちが来る。武蔵に制服を渡し、武蔵を後押しする。

玉八「今度は俺らが血ぃ流す番だ 厳ちゃんが自分で言っただろ!男が人のために血ぃ流してるときは見殺しにすんのが情けだって!」

 

武蔵「…わかった 俺の友達の為に泣いてくれ!!」

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ヒル魔「ケケケ遅えぞ あれから1万3千297時間と49分遅刻だ」

 

武蔵「待たせたな」

 

 

 

 

瀧夏彦「ならボクは…自分の力で神様に打ち勝ってやる!!」

19巻 163th アイシールド21

泥門デビルバッツ VS 盤戸スパイダーズ戦、瀧夏彦は赤羽にコテンパンにやられていた。神様に愛されているはずの天才の自分が負けるなんてありえないと信じている瀧にとって、それは泣くほど情けないことだった。

デビュー戦からロクに活躍をしていないことに気が付く瀧に、武蔵が追い打ちをかけるように声をかける。

武蔵「お前はただのB級選手だ 神様なんかついちゃいねえ」

瀧「…そうか そうだったんだアハーハーやっと分かったよ どっかで思いたかっただけなんだ」

瀧「自分はきっと何か特別な人なんだって でも神様に愛された男なんかじゃなかった ボクはただの人だ ならボクは…」

 

瀧「自分の力で神様に打ち勝ってやる!!」

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武蔵「赤羽に押し勝とうとするな お前は赤羽より格下だ まずそれを認めろ」

武蔵「俺は見てきた ガタイもなけりゃ生まれついての才能も無い ガチであたりゃ中堅処にもボロ負けする そんな肉体でー」

武蔵「戦い方ひとつでトッププレイヤーに肉薄していく男を 俺は何年も側で見てきた」

この言葉を聞いた瀧は、持ち前の柔軟性で赤羽を翻弄し、泥門に活路を見出す。

 

どぶろく先生「まだこっからだ お前はこっからだ」

19巻 166th 継ぐ者

盤戸スパイダーズに勝利し、泥門デビルバッツの関東大会出場が決まる。

大いに沸く会場の中、雪光がベンチで涙を流す。

どぶろく先生「ー祝えども 違う涙も 溢るる瞳 っとこりゃ五ー七五ーでも季語がねぇな」

どぶろく先生「悔しいか雪光」

雪光「…はい」

どぶろく先生「自分がフィールドの上で一緒に喜べねぇのが」

雪光「はい」

どぶろく先生「なら お前はもう戦士だ まだこっからだ お前はまだこっからだ…」

 

 オンサイドキック

 21巻 179th 信ずるもの

 泥門デビルバッツ VS 神龍寺ナーガ、前半戦が終わり戦況は0-32。絶望的状況にヒル魔が言った。

「この試合はもう勝ち目なんざねえ ケガだけはしねえように闘え テメーらには来年がある」

その言葉に泥門メンバー全員が動揺した。クリスマスボウルの夢を、司令塔のヒル魔が諦めた瞬間だった。

しかし、次の瞬間ヒル魔が付け加えた。

「泥門の勝率はもう0コンマ数%ッきゃねえ状態なんだかんな」

全員が違和感を覚えた瞬間だった。なぜなら、ヒル魔は0.1%でも勝つ確率がある限り勝負を捨てない男だと全員が分かっていたからだ。

 

そう、ヒル魔は賭けていた。

後半開始ギリギリで唯一の勝ち筋オンサイドキックを思いついたが、それを伝える方法は無かった。普通に伝えれば相手に作戦が悟られるからだ。

言葉なしで伝えるしかない。

そして、誰一人クリスマスボウルを諦めていない気持ちがここで揃う。

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雪光「何もしなかったから何もできなかった…!でも今年だけは違うんだ…!!」

21巻 181st 凡才の刃

 関東最強のチーム神龍寺ナーガ戦、それがレギュラーを外され続けた雪光学のデビュー戦。これまでスポーツをしてこず、ましてや運動音痴の雪光は神龍寺ナーガになめられる。そうしてマークが外れたところをヒル魔は見逃さなかった。「速選ルート」で雪光にパスを投げる。

しかし、阿含と一休が超反応で一瞬で雪光に追いつく。もはや雪光は眼中にない。

雪光「一流の選手の前には自分は虫けらだ、やっぱり無理だった」

 

「…向いてない…?」

「そりゃ僕に才能なんてない でもこの17年間ぼくはー」

「向いてなかったからできなかったんじゃない何もしやしなかったんだ ずっとスポーツがしたかったくせに無理だとか向いてないとか 結局何もしなかった」

 

雪光「何もしなかったから何もできなかった…!でも今年だけは違うんだ…!!」

 

早めにボールに飛びつく雪光。届かないかと思われたボールは執念のダイブで雪光の手の中に収まり、今試合初のタッチダウンを果たす。

 

モン太「言っただろキャッチじゃ誰にも負けねえってよ…!!」

22巻 196th 奇跡はその手の中に

泥門デビルバッツ VS 神龍寺ナーガ、ヒル魔の鮮やかなトリックプレーは阿含に見抜かれていた。モン太への超ロングパスが読まれていたのだ。残り時間4秒というところで、阿含はモン太をフィールド内に倒した。

残り4秒、セット位置まで走るも虚しく、試合終了のブザーが鳴る。無情のタイムアップ。

 

終わった 何もかもー

 

崩れ落ちる泥門メンバー。

唯一人だけ、モン太の目に光が宿っている。

モン太「奇跡なんか…最初っから起きるわけねえだろ…」

 「自分でムリヤリ起こさなきゃ じぜんにきせきなんかおきるわけねえっつってんだよ…!」

 ピピピピ!!

突如笛を鳴らす審判

 審判「時計戻して!」

阿含「まさかテメー…」

モン太の手のひらにはフィールドの外からキャッチした芝生が握りしめられてた。

倒れ込む前にフィールドの外に触れて、時計を止めていたのだ。

 

「言っただろ キャッチじゃ誰にも負けねえってよ…!」

 

 蛭魔「0.1秒縮めんのに 一年かかったぜ…!!」

 23巻 197th 0.1秒

 泥門でビルバッツ VS 神龍寺ナーガ、正真正銘のラストプレー。ヒル魔は観客を煽りに煽り、大歓声をあげさせる。そこでなんとプレー開始、フィールドを横断して煽るヒル魔はインモーション(一人だけ動きながらプレーを開始できる)で、栗田からのボールは直接セナに渡ったのだ。まさに意表を突いた作戦だが、ボールを持つセナは一瞬で神龍寺ナーガの3人に囲い込まれる。

 しかし、そこでさらに裏の裏、セナはフリーになったヒル魔にボールを放り投げる。

 さらに神速のインパルスで食らいつく阿含、泥門と神龍寺の戦いは、ヒル魔と阿含の因縁の一騎打ちに託される。

 

阿含「40ヤード走5秒2 この距離ならギリギリ逃げられやしねえよ…!」

ヒル魔「ケケケいくら奇策珍策練ろうがな 結局最後にモノいうのは基礎トレだ」

ヒル魔「おう糞ドレッド テメーが神龍寺で練習サボってる間ー」

 

「0.1秒縮めんのに 一年かかったぜ…!!」

 

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王城戦は全部泣けてまとめるのが大変なので、後ほど追記します。 

 

 

小結「し、師匠はダメなんかじゃない・・・!」

 30巻 260th ルーキー

ヒル魔を潰された泥門デビルバッツ。ヒル魔の退場に誰よりも精神的ダメージを受けていたのは、栗田だった。「ヒル魔を守れなかった」その事実が栗田の頭の中を支配していた。先程まで峨王と拮抗していた栗田は、見る影もいほど峨王にボコボコにされてしまう。

「もう栗田は終わり」

誰もがそう思った。

仲間でさえも。

しかし、ただ1人、栗田を信じたのが小結だった。

小結は師匠である栗田を信じた。峨王に負けようと、パワフル語が分からなくなろうと、栗田を信じた。

「栗田、ダメじゃん笑」と罵声を浴びる栗田を庇うように、小結は言った。

 「ダメなんかじゃない!!」

「師匠はダメなんかじゃない!!!」

「ちょっとだけ いまちょっとだけ休んでる…だけなんだ!ししょうはすぐもどってくる!」

「それまで護るから!ししょうのかわりにじぶんが護るから!!」 

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60ヤードマグナム!!!

34巻 303rd THE LAST OF DEMON DEVILBATS

泥門デビルバッツ VS 帝黒アレキサンダーズ、32-34の場面。勝負の命運は、ムサシのキックに託された。その距離まさに60ヤード。「60ヤードマグナムのムサシ」というヒル魔のハッタリとぴったり同じ数字だ。

現実的にこの距離はまさに「やけくそ」。入るはずはない。

ヒル魔「死んでもクリスマスボウル行くなんつってよ 俺と栗田とテメーの3人だけで作った泥門デビルバッツ それをテメーが抜けた時栗田がどんだけ絶望に叩き込まれたか知ってっか ぶつける場所すらねえで大声で喚きまくってたか知ってっか」

 

ヒル魔「栗田がどんだけ 栗田が…」

ヒル魔「ケケケその借り今ここでまとえて返しやがれ!無理なキック決めんのがテメーの仕事だってっつってんだよ糞ジジイ…!」

ムサシ「……あぁどっちにしろ勝つにはそれしかねえらしいな…!」

最後は投げる栗田、セットするヒル魔、蹴るムサシの三人で、帝王:帝国アレキサンダーズに風穴を開ける。

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峨王「ただ”登る”」

37巻 327th 途があるならば

ワールドカップ決勝戦、日本VSアメリカ戦。あの峨王を瞬殺するMr.ドンを止められるものは誰もいなかった。峨王の唯一の対抗策、上半身を固めて敵にタックルする「Δダイナマイト」も失敗続き、Mr.ドンは峨王に失笑する。

Mr. ドン「Δダイナマイトやらはお前には向いていない それすら理解できん男では無いと思っていたが買いかぶりだったか?」

峨王「分からんな」

「フ…つまらん もはや自分でも自分が分からぬ意地の世界ということか」

「そうじゃない ドンお前がなぜそんなことを聞くのかが分からんと言っている」

「頂への道を見つけたなら 険しいのか?己に向いているのか?可能なのか?そんなものは関係ない ただ”登る”」

「少なくともー俺にアメリカンフットボールを教えたマルコという男はそうしてきた」

「才能が足りぬのなら臆面もなく人の手にすがり 己の手を汚し愛する者に侮辱され それでもなお頂点を獲るために」

「すべての男が本来持っている焼け付くような渇き ただ頂点を獲るために……!」

 

おわりに

 

読み返しながらめちゃくちゃ泣きました。小判鮫先輩とボロボロ小結とムサシ帰還が個人的なトップ3です。

いや、雪光もいいし小結父もいいですよね。

葉柱も、ヒル魔の0.1秒もマジで心震えます。

良いシーンばかりなのでまとめるのに時間がかかりすぎました。まとめきれていないので、随時追加していきます!

読んでくれてありがとうございます。