はじめに
Android勢の自分がはじめてワイヤレスイヤホンを買った。
【Anker Soundcore Liberty Air 2】
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro
白は9,999円、黒は7,999円、俺は黒を買った。
と言いつつ、上のリンクはAir 2 Proだ。普通のAirのリンク見つからんかった。まぁちょっと値段上がるけど、Proってついてるくらいだし、ものはいいはず。多分。
さて、これまで買わなかった理由は以下だ。
・イヤホンがポロっと耳から落ちそう
・ゲームをプレイした時に音ズレしそう
・Androidユーザーなので、定番のAir podsが買いにくかった
・Androidユーザーの自分は何を買えばいいかわからなかった
・充電面倒くさそう
・使ってたまるかという謎のプライドがあった
ただ、スマホの付属品のイヤホンに飽き飽きしていたことと、コードレスの世界を体感してみたいという気持ちが止められなくなり、勇気を出してこのイヤホンを購入してみたところ。
耳が導かれた。
マジやべえよ。とうとう来やがった。
『君の街まで』が「俺の街まで」、いや、俺の耳まで来やがった。
全部筒抜け。もう何やってるか丸わかり。クリアさが違う。
耳音痴だった俺が、ギターが何やっててベースがどこにいてドラムがどんな音出してるか丸わかり。
SMAPの中居君が機械で音程いじってるのも丸わかり。
良いところ
全然耳から落ちない。
俺は成人男性にしては耳の穴が小さいらしく、今までイヤホンを買っても「コレじゃない」感を感じることが多々あった。耳を触っている拍子にイヤホンが取れたり、フィット感がいまいちだったり…。
なので、今回も耳に合わないのでは?という不安がぬぐえなかった。
ワイヤレスイヤホンに限っては、「耳に合わない=死=世界滅亡」なのだから…。
電車と電車の隙間にイヤホンがこぼれ落ちたらどうしよう。俺が救えなかったこの世のたくさんの命のように俺の手からこぼれ落ちてしまったらどうしよう…。そう考えて、怖くて1万円以上のワイヤレスイヤホンは買わなかった。
結果、ワイヤレスイヤホンが耳から落ちるとかいうのは風説ということが分かった。
何しても落ちねえ。軽いパンチくらっても落ちねえ。
イヤホンを耳から外すとき、若干耳に吸い付いてるのを感じるまである、という離れたくても抵抗を感じるメンヘライヤホン。
試しにこれつけて一晩寝てみたら、驚くべきことに6時間寝てもまだ耳についてた。(寝相は個人差あり)
マジでこんなんしても
余裕
こんなんしても
余裕
実際に、ピコピコハンマーのように頭を左右にヘドバンしながら、自宅の階段をダッシュで昇り降りしてみたが、まったく取れなかった。その姿をおばあちゃんにギリギリ見られた気がするが、イヤホンは外れなかったので良しとする。
もちろんイヤーピース多種あり。
コードレスは神
ワイヤレスイヤホンにしたことによる一番大きな発見はコードってこんなに邪魔だったのかということだ。
しばらくつけてると、耳のフィット感も相まってつけていることを忘れるので、ふとした瞬間に、脳に直接音楽かけられている錯覚に陥る。実質的なテレパシー。
また、コードのあるイヤホンをつけながら寝落ちすると、起きた時にコードが首に絡まってることがある。人為的?って疑うほど首を上手に締め付けてくるんだけど、とうとうそれもなくなった。
今まで、朝起きた時に首に絡まったコードをほどきながら「俺は、、、また、、、生き残ったか、、、」って自〇未遂した太宰治ごっこしてたのもこれで終わりと考えると少し寂しい。
イコライザー(音響調整)
そんな大絶賛のAnker Soundcore Liberty Air 2だが、一つ許せないことがあった。
なんか高音がシャリシャリうるせえということだ。
ドラムのスネアとかボーカルの裏声ではない高音のところとかがでかすぎてなんだか耳障りなのだ。はじめは少し気になる程度だったが、気にし始めたら終わりだった。気になって気になって仕方がなかった。
だがしかし、
ワイヤレスイヤホンはそんな悩みすら吹きとばした。
なんとイコライザー(音響)がカスタム可能なのだ。
(今の今までイラコイザーだと思ってた。)
高音が響きすぎだなという場合はこの通り。これでお悩み解決ゾロリ。
ワイヤレスイヤホンはこんなことまで可能だなんて誰も教えちゃくれなかった。
高校を卒業する前日俺が知りたかったのは、地球の自転の理由とか、パブロフの犬のことではなく、こういうことだった。
ちなみにamazonの評価はめちゃくちゃいい。
悪いところ
・音ズレが「皆無」ではない。
1㎜も気にならないレベルだけど、わたくし潤による徹底調査によるとわずかに音ズレが感じられた。でも調査するまで気づかなかったレベル。これは許すしかない。
・音遮断しすぎてて逆に危険。
モーター音が静かな車、それこそプリウスにうしろから突っ込まれたら確実に何も気づかずに死ぬ。車に暗殺されるという現代の謎を生んでしまうレベル。
・名前が長い
「みてみて~エアポッズかったんだ~いいでしょ~」
「みてみて~アンカーサウンドコアリバティエアーツーかったんだ~いいでしょ~」
いや長いわ。そりゃあ負けるよ、エアポッズに。アホか。制作陣がこの商品をなんて呼んでるかめちゃくちゃ気になるわ。
・パソコンは無理
パソコンのブルートゥースにつなぐことはできない。ふとした時にパソコンでも使えたらと思う。そこは残念無念孟浩然。
Air podsとの比較
Anker Soundcore Liberty Air 2をAir podsと比較していこうと思う。俺の意見というよりはAmazonのレビューやデータを参考にしてまとめた。Air pods proと比較したらまた違うのかもしれないけど、それはリンク先でAmazonが無印とproを比較しているので、そちらを参考にしていただければと。
Air pods | Soundcore | |
価格 | 17,904円 | 7999円 |
星レビュー | 4.5 | 4.3 |
バッテリー | 5時間 | 7時間 |
装着部分 | ワンサイズ | カスタイマイズ可 |
イコライザー | 〇 | 〇 |
イヤホン操作(音量) | × | 〇 |
曲送り・戻し | 〇 | 〇 |
接続速度 | 勝ち | 負け |
音質 | 分からん | 分からん |
※2020/05/21Amazon参考
音質については、自分は聴き比べて分からなかったが、高いだけあってAir podsの方がいいのかな…?一番上にリンクを貼ったSoundcoreのレビューに、Air podsと比べた声があるので参考にしてほしい。
(その人の贔屓かもしれないが、Soundcoreの方が重低音が良いらしい)
自分はAir podsを借りたことはあれど、自分のものとして使ったことはないので両者の使用感については何とも言えない。ただ、Soundcoreのように音量調整はあると便利だと思う。
自分のコントローラーはこんな感じ。
おわりに
俺、本当はAir pods買いたかったよ。あれかっこいいし高級感あるし、音質バチやべえって噂だし。でも、妥協してこれ買って結構満足してるよ。
メリットには挙げなかったけれども、これを利用した通話も上々、Anker製品なのでそもそも品質は抜群だ。もちろん価格面からAir Podsに手が伸びないiPhone勢も8,000円なので手が出しやすい。
初めに言った、中居君が歌をミックスでいじってるのが分かるっていう部分以外は全く盛ってないありのままのレビューです。おすすめなので、ぜひどうぞ。
このイヤホンはいわば耳。
では次回、『右耳を失った男』でお会いしましょう。
以上
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro