スピッツは、1987年に結成し、1991年にメジャー・デビューしたロックバンドです。
メンバーは草野マサムネ(Vo)、三輪テツヤ(Gt)、田村明浩(Ba)、崎山龍男(Dr)で、作詞の全てと作曲のほとんどを草野マサムネさんが行っています。
シングル曲にはないものの、他メンバーが作曲した曲もアルバムに収録されています。
書籍「旅の途中」に書いてありましたが、アルバム『ハチミツ』のレコーディングの際に、プロデューサーの笹路さんが草野さん以外のメンバーに曲を作るよう話をしたらしいですね。
本記事では、他メンバーが作曲した曲をすべてご紹介します。
死神の岬へ(三輪徹也作曲)
アルバム『スピッツ』収録。
すごく怖いタイトルからの、リズミカルな曲調と優しい声がとにかく不気味に感じてしまう。あまり夜には聞けない曲。
月に帰る(三輪徹也作曲)
アルバム『スピッツ』収録。
wikiには「歌が始まっても、ずっとアルペジオを弾いているってのをやりたかった」と書いてある。
昔の草野さんのことなのでどうせ月に帰るというのも死の暗喩なんだろうなあと考えてしまい、あまり夜には聞けない。
サビの「もうさよならだよ」がふとした時に頭に流れてくる事が多い。
鈴虫を飼う(三輪徹也作曲)
アルバム『名前をつけてやる』収録。
中学生の時、この曲を聴いて寝ていた。
花泥棒(三輪徹也作曲)
アルバム『インディゴ地平線』収録。
スピッツには珍しく、曲の主人公が「繊細さのないバカ」。バカがノリノリではな盗んで、好きな子のもとに花束持って走って行く姿が、本当に愛すべきバカ。
「逆に奪われて 全て奪われて」ということで、おそらく捕まったと思われる。
本当にバカ。
wikiによると
草野は「俺には絶対作れない曲」と絶賛した。本当は30秒程度の曲にしたかったらしい。当初は「花泥棒〜」と言う箇所を「アパガード〜」と歌っていたため、仮タイトルは「アパガード」だった。三輪がボーカルを録った音源も存在する。
ほうき星(田村明浩作曲)
アルバム『インディゴ地平線』収録。
サビの
いま 彗星 儚い 闇の心に そっと火を付ける
弾丸 桃缶 皆抱えて 宙を駆け下りる
が本当に難しくて頭を悩ませたが、意味はないとのことで安心した。
PUFFYの北京ベルリン的なノリらしい。
俺の赤い星(田村明浩作曲)
アルバム『ハヤブサ』収録。
wikiによると、
全て英語の歌詞にするという案があった。
らしい。
自虐的な歌詞だが、珍しく「俺」という一人称を使っているからか、男らしい曲に思えてくる。
おわりに
草野さん以外が曲を書くのはかなり新鮮ではないでしょうか。とはいえ2000年以降は全くありませんね。もうリーダーもテツヤさんも曲は書かないのでしょうか。。崎山さんは昔一度ボツを食らったとどこかで見ました笑
どの曲も編曲されているからかスピッツの曲として違和感がないですね。
僕は花泥棒が好きです!
以上