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ボボボーボ・ボーボボのストーリーを把握してるやつ0人説ということで、
前回このような記事を書きました。
【あらすじ】ボボボーボ・ボーボボのストーリーを最終回までしっかり解説する唯一の記事はこちらです - 書き出したら止まらない
では、その続編として連載された「真説ボボボーボ・ボーボボ」のストーリーを把握している人は何人いるのでしょうか。
そうです、0人です。
そもそもこの続編はとても認知度が低いことと、わっけ分からなさ過ぎて1巻で打ち切りになった伝説の漫画『チャゲチャ』(澤井啓夫)に片足突っ込んでるレベルで全てが理解不能なので、「読んでいても読めていない」という哲学的な事態が起こっています。
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ラジオ体操のスタンプを消費することで暗殺拳を使うことができる喋るコアラが第一話で新たに仲間になるのですが、もうわけわかりません。
笑えるか笑えないかでいえば、バチバチに笑えます。
そんな真説ボボボーボ・ボーボボがどんなストーリーだったのかを詳細に解説していきたいと思います。
あらすじ
ボーボボ達がマルハーゲ帝国をぶっ潰して1年、この世は真の力を取り戻したツルリーナ3世がネオ・マルハーゲ帝国を築き上げ支配していた。
ボーボボは再びツルリーナ3世を叩き潰すために、かつて共に戦った仲間たちを集めながら巨大な悪に立ち向かうのであった。
追加主要キャラクター
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世の中ナメ郎
©集英社
ラーメン高校でボボーボと出会う。レロレロ真拳の使い手で、舌を使い相手と闘う。
周りの人間を見下しており、ラーメン高校に先生として潜入したボーボボと対立する。ボーボボに敗けた後は、ボーボボのことを認めるようになり、行動を共にしたり共闘したりするようになる。
後にツルリーナ三世の後継者であることが判明し、ボーボボの敵として改めて対峙する。
ポコみ
©集英社
へっぽこ丸の妹。ネオ・マルハーゲ帝国の幹部養成機関「ツルリーナ・エリート・アカデミー」トップで卒業している。「へっぽこ丸はボーボボに洗脳されている」とマルハーゲ帝国に騙され、ボーボボの敵になる。
ボーボボと闘った後は、誤解が解け、ボーボボとともに旅をすることになる。
ガ王
©集英社
1話からボーボボについてきているコアラ。ビュティのことが好き。
その正体は、ツルリーナ3世の元ペット。
ツルリーナ3世により、動物同士でバトルロイヤルをさせられ、友人の豚君を手にかけた過去を持つことからツルリーナ3世に強い恨みを持つ。
多分だけど、途中から作者は扱いに困っていた。
最終巻の表紙にいない。
敵の皆さん
©集英社
全員すごいスピードで倒されていく。
左下の白幻死装徒に関しては、最後まで出てこない。
巻ごとの詳細ストーリー
恐らく世の中で誰も気にかけていない真説ボボボーボ・ボーボボの詳細なストーリーを書きたいと思います。
1巻
ボーボボ達がマルハーゲ帝国をぶっ潰して1年、この世は真の力を取り戻したツルリーナ3世がネオ・マルハーゲ帝国を築き上げ支配していた。
再開を果たしたボーボボとビュティは、ビュティに惚れたコアラのガ王を引き連れ(というか勝手についてきた)、敵を蹴散らしながら昔の仲間を集めることにする。
首領パッチと再会したボーボボ達は、私立ラーメン高校というケガリーメン育成機関に潜入する。次期マルハーゲ幹部候補の世の中ナメ郎と対立したボーボボは、死闘の末ナメ郎を下す。
次にへっぽこ丸との再会を目指すボーボボ達。しかし、へっぽこ丸はネオマルハーゲ帝国Aブロック隊長として敵になっていたのであった。へっぽこ丸からの突然の奇襲に戸惑いを隠せないボーボボ。痛み分けでその場を終える。
そして、調査の末へっぽこ丸の心変わりの鍵は「私立スパゲティ学園」とネオマルハーゲ三大王のバブウが握っていることが分かる。
2巻
私立スパゲティ学園に突撃するボーボボ達。そこにはバブウの部下であるB3(バブウ・スリー)がいた。B3をぶっ潰してバブウの居場所を突き止めたボーボボ達は、バブウの元へ殴り込みに行く。そこには、バブウと闘うナメ郎、そしてへっぽこ丸がいた。
邪の心を増幅させる善滅丸を飲みパワーアップしたへっぽこ丸を、ボーボボ達は死闘の末下す。そして、へっぽこ丸が妹・ポコミを人質に取られていることが分かる。
バブウを許せないボーボボはナメ郎と共闘し、マルハーゲ三大王のバブウを下すが、バブウはボロボロになったアンドロイドボディを切り捨て、首から上緊急脱出で逃亡する。
3巻
ボーボボ達はへっぽこ丸の妹・ポコミを助けるために、名古屋城に基地を構えるFブロック隊長名古屋兄弟に挑む。そこには、ボコボコにされたところ天の助がいた。名古屋兄弟を下し、ついでに天の助を助けたボーボボ達は囚われたポコミを解放する。
しかし、ポコミは真のFブロック隊長で、囚われていたのはボーボボをおびき寄せるための罠であった。なんとか勝利したボーボボは、ポコミを仲間に引き入れる。
ボーボボ達はへっぽこ丸の下へ向かおうとするが、そこにポコミ・ナメ郎のエリートアカデミーでの同級生のEブロック隊長ツルビーニャが立ちはだかる。
ツルビーニャはナメ郎をさらい、ボーボボ達はエリートアカデミー四天王と対峙する。
ボーボボ達は四天王を倒し、ナメ郎の下へ駆けつけると、そこには不気味に覚醒したナメ郎と、惨殺されたツルビーニャの姿があった。
4巻
なんとナメ郎は、自覚こそなかったもののツルリーナ3世の直系にしてネオマルハーゲ帝国の正統後継者、ツルリーナ5世だったのだ。力を封印されていたナメ郎はツルビーニャによって封印を解かれたのだった。
再び対立したボーボボとナメ郎、ボーボボはナメ郎の邪悪なオーラに圧倒されるものの、毛の力を解放し辛勝する。しかし、突如現れた刺客により、ナメ郎はツルリーナ3世のもとに連れ去られてしまう。
そしてついにツルリーナ3世の真の目的が明らかになる。それは、真拳使いを抹殺することだった。マスコミを使い世界征服の声明を出すツルリーナ3世を見たボーボボ達は、来るべき大きな戦いに向け、破天荒と合流し、魚雷ガールのもとで修業をする。
5巻
ボーボボ達が修行している間にもマルハーゲ帝国の支配は進んでいた。
ツルリーナ3世は東京23区を要塞都市へと作り替えたのだ。ボーボボ達は東京マルハーゲ23区へと乗り込む。1区1区に番人が待ち受けており、熾烈な戦いを極めるが、かつての仲間であるソフトンやハンペンたちとともに番人のJOY名人や幹部のチンチロ姫たちを倒していく。
6巻
チンチロ姫、雨水、グラさんと黒賭博騎兵衆を倒したボーボボ達は、マルハーゲ三大王の紫龍炎かまらと激突する。ボーボボ達は紫龍炎かまらにビュティと田楽マンを人質にとられ、時間内に電車を止めなければ人質をはね殺されるしまう状況に陥る。
戦いを優勢に進めるも、時間に間に合わないと思われたが、すんでのところでへっぽこ丸があらわれ、電車を吹きとばす。また、力を解放させ龍の姿になった紫龍炎かまらに対しても、【首輪を外した暴走モード】で圧倒し、とどめを刺す。
そして次なる相手は、欠けた三大王の後任に就いた柊と、三大王であるB.B(ブラックボーボボ)、邪ティであった。(ブラックボーボボと邪ティ:ツルリーナ3世がカゲの世界から連れて来た、カゲの世界のボーボボとビュティ。)
7巻(最終巻)
なんやかんや5話くらい使って柊・B.B・邪ティを倒したボーボボ達。
とうとうツルリーナ5世として完全に覚醒したナメ郎とツルリーナ3世が立ちはだかる。新たに帝王真拳を手に入れたナメ郎相手に苦しむボーボボ達だが、仲間全員の力を合わせ、とうとうナメ郎とツルリーナ3世を倒す。
戦いが終わり、ナメ郎は自分を探す旅に出る。
また、前作で毛の力をツルリーナ3世に奪われたビビビービ・ビービビも墓から生き返る。
最終話:さようならボボボーボ・ボーボボ
時は流れ、世の中には毛刈り隊の残党がはびこっていた。
少女ユキは毛刈り隊に襲われていたところをボーボボに助けてもらい、ともに旅がしたいと申し出る。ボーボボはユキをかつてのビュティと重ね旅に連れていくことに決める。
場面が変わり、へっぽこ丸とビュティは田舎道を歩く。毛刈り隊の残党に襲われるが、へっぽこ丸が難なく退ける。
へっぽこ丸はビュティにボーボボと旅をした理由を尋ねると、ビュティは「お兄ちゃんを探すため」ともうひとつ、「とびっきりハジけた冒険がしたかったから」と答える。
また場面が変わり、天の助。ボーボボたちとの同窓会かと思ったらマルハーゲ同窓会で、前作のマルハーゲ四天王に囲まれて冷や汗を流している。(天の助は元毛刈り隊Aブロック隊長)
場面がボーボボに戻る。前作の1話で現れた野菜連合が「ピーマンが裏で毛刈り隊とつながっており、宇宙を要塞を作り上げ、マルハーゲ帝国をも超える大ピーマン帝国を築き上げようとしている」ことを話す。ボーボボとユキと首領パッチはまた長い旅へと向かう。
END
おわりに
へっぽこ丸の敵対や、ナメ郎との対立など、シリアスな展開があったことから前作よりもストーリーがしっかりと考えられていることが分かります。
奇想天外なボーボボも好きでしたが、シリアスな展開のあるボーボボも僕は好きです。それをボーボボに求めていないよという方がほとんどのようでしたが…。
今のところ、ふわり!どんぱっちを読む勇気はでません。
以上
追記:書きました。
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