鬼殺隊に入ったら水の呼吸を使いたいAuraです。え?炭治郎に憧れてるからでしょって??ち、違いますよ!自分に合いそうな呼吸を考えたら水の呼吸になったんです、ほんとです!!笑
さて、『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎は鬼を斬るため、様々な技を繰り出していきます。
僕は炭治郎の活躍を見ていて、「主人公が水属性って珍しいな~」って当初は思ってました。
ゲームやマンガでは、火属性持ちが主人公になることが多いですよね。例えば『FAIRYTAIL』のナツ・ドラグニルや『灼眼のシャナ』のシャナなど…。
なので「水かぁ!珍しいけど穏やかな炭治郎らしくていいじゃん!」と感心していたら
ヒノカミ神楽
火属性もあるんかい
しかも巻を追うごとに、水の呼吸を併用しつつもヒノカミ神楽を使う頻度が上がっていきます。
「あれ?もしかすると水の呼吸より多く使ってない…?」と思った僕は、「水の呼吸」と「ヒノカミ神楽」のそれぞれの技を何回使っているのか調べることにしたんです 笑
※1 水の呼吸などを使った時、実際に水を出している訳ではありませんが、「水属性」として扱いました。
※2 最終巻(23巻)まで調べているので、ネタバレ注意です。
前回の『鬼滅の刃』記事はこちらです。
www.kakidashitaratomaranai.info
書き方・数え方のルールなど
〇「水の呼吸」は型の数字の順番、「ヒノカミ神楽」は登場した順番で書いています。
〇技を使ったすべての場面を載せるのは大変なので、初めて使ったor印象的なところを紹介しています。
〇派生技や応用技はベースになった技の回数に含みました。
〇繰り出そうとして失敗したor阻まれた場合も「不発」として1カウント。
〇なんの技か分からなかった場合は「不明」として1カウント。
これはエフェクトが描かれていても技名を言っていないシーンなどが該当します。
〇技の説明の一部は公式ファンブックを参考にしています。
水の呼吸一覧
壱ノ型・水面切り
使用した巻:1・3・5・16 4回
水面が広がるように横薙ぎに斬る技。1巻の最終選別にて手鬼相手に放ったのが最初です。
「壱ノ型」にふさわしくシンプルで使いやすそうな技ですが、意外にもあまり使われていません 笑
5巻では、下弦の伍・累との戦いで糸を斬ろうとしたところ日輪刀が折れました 笑
次に使うのは16巻の無限城編なので、かなり間が開いています。
あの、炭治郎さん、、、水の呼吸はもうザコ相手にしか使わない感じなんですか、、、!?笑
弐ノ型・水車
使用した巻:1・2・3(3回)・5(3回) 8回
水車のように全身を回転させて斬る技。1巻の最終選別や5巻の那田蜘蛛山などで使用。
3巻で見せた、横向きに回転する応用技「横水車」はここに含んでいます。
参ノ型・流流舞い
使用した巻:2・3 2回
うねる川のごとく移動しながら連続で斬りつけて行く技。2~3巻の手毬鬼・矢印鬼との戦いで使用。
僕は個人的にこの技がなんとなく印象に残っていたんですが、この後では全然使ってませんでした 笑
肆ノ型・打ち潮
使用した巻:1・3(3回)・4・9 6回
押し寄せる波涛の一撃の技。『鬼滅の刃』で炭治郎が初めて使った技です(1巻)。
また、「打ち潮・乱」という空中で放つ応用技もあり、こちらは上弦の陸・堕姫相手に使用。
伍ノ型・干天の慈雨
使用した巻:2(不発)・4 2回
鬼が頚を自ら差し出した時に使う技。「慈雨」を名に冠する通り、この技で斬られても痛みは感じません。
優しい技でいいなぁと僕は思ってたんですけれども、絶対これ鬼化した味方を泣く泣く斬る、みたいな展開で使うやつやん……と予想して震えてました 笑
なので19巻で、上弦の壱・黒死牟が時透くんを追い詰め鬼にしようとした時は本当に焦りました。僕は心の中で「それだけはやめてくれぇぇ!!」と懇願したものです……笑
なお、不発に終わりますが2巻でも沼鬼相手に使おうとしていました。
沼鬼みたいなク〇野郎に使おうとするだなんて、炭治郎が優しいのか、それともまだ設定が固まってなかったのか…笑
陸ノ型・ねじれ渦
使用した巻:2・3(2回)・7・16 5回
身体をねじって強い渦を作り、その回転の勢いそのままに斬る技。2巻の沼鬼、7巻の下弦の壱・魘夢戦などで使用。
参ノ型・流流舞いと合わせた「ねじれ渦・流流」という応用技もあります(3巻)。
また、16巻の無限城の戦いでも使用。
義勇さんと肩を並べ戦えるようになって感激なんですが、ちょっと意地悪な言い方をすると、義勇さんの前だからあえて水の呼吸使ってません、、、、??笑
漆ノ型・雫波紋突き
使用した巻:2・3 2回
波紋の中心に向かうように刃先を突き刺す技。参ノ型・流流舞いと同じく2~3巻の手毬鬼・矢印鬼戦でしか用いていません。
しかも最初に見せたのは応用技「雫波紋突き・曲」の方でした 笑
こちらは「曲」と付く通り、真っ直ぐではなく曲線を描いて突く技となっています。
捌ノ型・滝壺
使用した巻:2・3(3回)・7 5回
刀を上段の構えから足元へ振り下ろすことで、降り注ぐ滝の水を叩きつけるかのごとき威力を与える技。2巻の沼鬼、7巻の下弦の壱・魘夢戦などで使用。
僕はポケモン世代なのでこの技を見てなぜか「たきのぼり」を連想しました。そもそも滝壺とたきのぼりとでは、水の方向が正反対なんですけどね…笑
玖ノ型・水流飛沫・乱
使用した巻:3 1回
跳ね回る水流のように素早い足運びで移動する技。足場の悪い場所で真価を発揮します。3巻でこの技を用いて鼓鬼の攻撃を回避しました。
そして、ご覧の通り1回しか使われていない不遇(?)の技…!!笑
あと僕としましては、参ノ型・流流舞いと若干役割かぶってね…??と思うんです 笑
拾ノ型・生生流転
使用した巻:5(不発)・5・7 3回
回転しながら連撃を浴びせる技で、回転数が増えれば増えるほど威力も増します。
技を繰り出す様はあたかもうねる龍のよう。
水の呼吸の最後の型に相応しい大技となっています。5巻の下弦の伍・累や7巻の下弦の壱・魘夢との戦いで用いられました。
最初に累の父役の蜘蛛鬼に使おうとした時は、丸太で吹っ飛ばされて阻まれています。
丸太が日輪刀に勝つだなんて、、、笑
なお、「生生流転」は本来「しょうじょうるてん」と読み、四字熟語として「生まれては死に、死んでは生まれ、生死を繰り返すこと」という意味を持ちます(『岩波国語辞典』より)。
拾壱ノ型・凪
(炭治郎が)使用した巻:なし
…当然ですが炭治郎は凪を使えません 笑
水柱・冨岡義勇が編み出した、間合いに入った鬼の術を無効化する技。
義勇さんの使う技の内、凪の回数だけついでに調べてみました。
(義勇さんが)使用した巻:5・17・18・21 4回
最初に累相手に使った時は、柱として圧巻の強さを示しました。
17巻で上弦の参・猗窩座と初めて相対した時も有効でしたが、18巻になると超えられてしまいます…。
不明
使用した巻:2・11(2回) 3回
11巻の上弦の陸・妓夫太郎戦にて炭治郎は、音柱・宇髄天元を援護すべく技を使っています。が、なんの技なのか分からない問題 笑
多分、参ノ型・流流舞いあたりだとは思うんですけど……。
また、この戦いで炭治郎は水の呼吸とヒノカミ神楽を混ぜた技を繰り出しました。
瞬発的な試みで正式な技ではありませんが、水の呼吸とヒノカミ神楽を使った回数としてそれぞれに1カウント入れています。
「おおッ!今後は混ぜた技も使っていくのかな…!?双属性の技とかロマンの塊やん……!!!」って僕は期待してたんですが、全然やってくれませんでした 笑
無惨様との最終決戦で使ってないかなぁ…!!??
【追記】
全く使ってくれませんでした。それどころか水の呼吸自体使いませんでした 笑
「水の呼吸」の合計
では、炭治郎が水の呼吸を使った数の合計(凪は抜いてあります)は果たして…!?
水の呼吸 : 合計41回
不明を抜くと38回
そして内訳をグラフにしてみました 笑
〇使われてる技ランキング
1位 水車(8回)
2位 打ち潮(6回)
〇使われてない技ランキング
1位 水流飛沫・乱(1回)
2位 流流舞い、干天の慈雨、雫波紋突き(2回)
41回という数字を、「多い」「少ない」のどちらで感じましたでしょうか…?
意外と多く使ってるようにも見えますが、この数にはちょっとした罠(?)があるんです 笑
3巻のこちらのシーンをご覧ください。
そう、3巻で矢印鬼・矢琶羽の血鬼術により道連れにされそうになって技を連発したんです。確かに技を使ってるっちゃ使ってるんですが、なんかアレですね……笑
この前後のシーンを含めて、道連れを防ぐために計10回も技を使っています。水の呼吸は全部で41回使っていますから、実に4分の1がここでカウントされるという…笑
ヒノカミ神楽一覧
①円舞(えんぶ)
使用した巻:5・15・17(2回、共に不発)・22(2回)・23 7回
弧を描く強烈な斬撃を放つ技。炭治郎が初めて使ったヒノカミ神楽の技です。5巻ではこれで累を追い詰めました。
また、15巻において上弦の肆・半天狗に対し応用技「円舞一閃」を使いました。雷の呼吸壱ノ型・霹靂一閃を組み合わせた新技です。
なお、17巻で上弦の参・猗窩座にも円舞で斬りかかりますが、ことごとく防がれてしまいます。凪をも超えたし、猗窩座ヤバすぎる、、、、笑
②碧羅の天(へきらのてん)
使用した巻:7・14(不発)・22・23 4回
日輪の輪郭のように円を描き斬る技。下弦の壱・魘夢をこれで仕留めた他、上弦の肆・半天狗に対し使おうとしました。
「碧羅の天」の字面がお腹すいた時に「天麩羅」に見えたのは秘密です。
③烈日紅鏡(れつじつこうきょう)
使用した巻:9・17・22(3回)・23(2回) 7回
「∞(無限大)」を描くように斬撃を放つ技。
円舞、碧羅の天に続き、ヒノカミ神楽は「円」を意匠とする技がいくつもあります。
上弦の陸・堕姫や猗窩座との戦いで使用。
④炎舞(えんぶ)
使用した巻:9・14・17・22・23 5回
半円を描き斬る技。あれ?これ①の「円舞」とほぼ同じなのでは…??笑
公式ファンブックの説明には「斬撃を二度入れる技」って書いてあって、14巻では実際二度斬ってるんですけど、上の画像だとどう見ても一度しか入れてないような……ひょっとすると、「炎舞」は誤植から生まれた技なんでしょうか…?笑
14巻での炎舞です。↓
【追記】
円舞と炎舞、めちゃくちゃ大事な設定が絡んでいました。してやられた!!笑
あえて別の技として作られてた!
円舞に始まり炎舞に終わる十二の型。それを繰り返すことで十三個目の型になるんですね……。
〇円環=太陽
〇十三個目の型=1年(12ヶ月をなぞらう十二個の型)が終わった先の、新たな夜明け
といった感じでしょうか。伏線が見事です。
⑤幻日虹(げんにちこう)
使用した巻:9・17(2回、うち1回は不発)・22(2回)・23 5回
高速のひねりと回転による回避技。堕姫と猗窩座に対し用いました。
しかし、猗窩座へは一度目は通用したものの、二度目は効きませんでした。
⑥火車(かしゃ)
使用した巻:9(不発)・17・22(3回)・23 6回
水の呼吸弐ノ型・水車の燃えてるバージョンみたいな技。
ただし、火車は必ず背後から斬りつけるという違いがあります。なんやその縛りは、、、
そして、堕姫に阻まれ初披露なのに不発となった不遇(?)の技です 笑
猗窩座戦ではきっちり当てることができたので、汚名返上できています。
⑦灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)
使用した巻:10・17・22(2回)・23 5回
うねる炎のような回転を伴い斬り込んでいく技。斬られた箇所は灼けるような痛みがあり、回復を遅らせる効果もあります。
堕姫や猗窩座との戦いで使用。
⑧陽華突(ようかとつ)
使用した巻:12・16(不発)・22・23 4回
立ち昇る炎のごとき勢いで突く技。
12巻で半天狗に使ったところ避けられ、16巻では無惨様に発動を阻まれヒットせず……。火車に続く、ヒノカミ神楽の不遇(?)の技その二です 笑
……と思いきや、最終巻にて逃げようとする無惨を追い込みました!
そして陽華突こそが、炭治郎が繰り出した最後の技となります。不遇だったのが信じられないくらいの大活躍!!
⑨日暈の龍・頭舞い(にちうんのりゅう かぶりまい)
使用した巻:13・22(3回)・23(3回、うち1回は不発) 7回
龍が舞っているかのように駆け抜け鬼を斬る技。半天狗の分身の頚をほぼ同時に斬り落としました。
ヒノカミ神楽の技の中で個人的に漢字読めないランキング1位の技です 笑
⑩飛輪陽炎(ひりんかげろう)
使用した巻:17・22・23(不発) 3回
刃の切っ先がゆらめく炎のようになる技。
円舞も幻日虹も超えられてしまい、炭治郎は戦いの中で新たな技を放ちます。
頚に亀裂を入れることに成功しますが、あと一歩のところで及ばず…!!
⑪斜陽転身(しゃようてんしん)
使用した巻:18・22・23(不発) 3回
逆さに反転しながら斬りつける技。
体が空中で一回転する様は、日が昇り、そして沈む軌跡と重なります。
「透き通る世界」が見えるようになった炭治郎の繰り出したさらなる新技です。円舞でも、飛輪陽炎でもダメだった猗窩座の頚を、ついにこの技で斬り落としました……!!!
そして「斜陽転身」はヒノカミ神楽の11番目の技なので、ついに水の呼吸より多くの技を繰り出したことになります 笑
⑫輝輝恩光(ききおんこう)
使用した巻:22(2回)・23 3回
なんか威力すごそうな感じのする派手な大技。自分の言葉で説明するの難しいですね 笑
ファンブックによりますと、「鋭く力強い踏み込みと、素早い剣の振り抜きが特徴の技」だということです。
22巻でカナヲが無惨に追い詰められ、窮地に陥った際に初披露。
不明
使用した巻:11・12(不発)・13(3回)・15(2回)・22(11回) 18回
上弦の肆・半天狗との戦い(13~15巻)では、炭治郎が全然技名を言ってくれませんでした!! 笑
その結果「不明」として集計されるものが多く……。
多分前者は「日暈の龍 頭舞い」、後者は「円舞」だろうという見当はつきますが、一応「不明」としてカウントすることにしました。
そして22巻以降の無惨との最終決戦では、やはり日の呼吸をこれでもかと使っていました。技のカウントの仕方が正直難しかったです 笑
技名を言ってなかったり、ただ炎のエフェクトがついてるだけなのかが分からなかったりと、回数を正確に数えれてないかもしれません。
「ヒノカミ神楽」の合計
さぁ、今度はヒノカミ神楽(日の呼吸)の合計です!一体どんな数字に……!?
ヒノカミ神楽 : 合計78回
不明を抜くと60回
そしてまたもや内訳をグラフにしました 笑
〇使われてる技ランキング
1位 円舞、烈日紅鏡、日暈の龍・頭舞い(7回)
2位 幻日虹、火車(6回)
他はあまり回数が変わらないので、「使われてない技ランキング」は作っていません!
「使われてる技ランキング」1位は円舞、烈日紅鏡、日暈の龍・頭舞いの3つでした。
円舞は炭治郎が初めて使った日の呼吸の技で、炎舞とつながって円環を成すという特徴があるので、わりと印象に残っていますね。
烈日紅鏡はエフェクトの形が分かりやすいので、これも印象的でした。
11個ある技の内、5個は9巻で初披露していますから、この辺りから本格的に水の呼吸からヒノカミ神楽へ切り替えていると考えるべきでしょう。(烈日紅鏡、炎舞、幻日虹、火車、灼骨炎陽の5個)
実際、炭治郎もこう言っています。
そして「ヒノカミ神楽」はボス戦用、「水の呼吸」はザコ用という使い分け(?)が進むように、、、笑
おわりに
という訳で、「水の呼吸」は41回、「ヒノカミ神楽」が78回なので、「ヒノカミ神楽」が最終的に上回りました!
もしかしたら集計漏れがあるかもしれませんが、ちょっとの誤差ということでお見逃しください 笑
炭治郎は日の呼吸を水の呼吸の2倍近く使い、無惨との最終決戦では水の呼吸を全く使いませんでした。
これでは義勇さんが「水の呼吸を極めなかった」と炭治郎に怒っていた(15巻)のも無理ないかもしれません……笑
『鬼滅の刃』関連記事
www.kakidashitaratomaranai.info
www.kakidashitaratomaranai.info
www.kakidashitaratomaranai.info
www.kakidashitaratomaranai.info