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ガンダムファンの僕がやらかした話 【好きな機体を語る】

ガンダムオタクのAuraです。ガンダムシリーズが好きなあまり、幼い頃、僕は自転車に乗ると「Aura、出撃する!」と言ってロケットスタートをキメていたものです。

 

しかしこの純粋なファンだった子どもは、「ガノタ」(ガノタ:良くも悪くも「熱心なガンダムのファン」のこと。語源はガンダムオタク→ガンオタ→ガノタ)になるにつれ変わり果てていってしまうのです……。

つまりは、メジャーなものをメジャーだから避けるという、よくあるちょっとアレなエピソードです 笑

 

ガンダムに限らず、バンドやマンガなどでもこういう現象を見かけることがあるのではないでしょうか。
実際に見た例:「『鬼滅の刃』ってマンガとかアニメさ、みんな見てるからオレ見る気にならないんだよねぇ~~。今オレが読んでる〇〇ってマンガの方が絶対いいって!」
※僕自身は『鬼滅の刃』が大大大好きです。

 

今回は、ガンダムシリーズに登場する「好きなモビルスーツ(機体)」をめぐる、僕と友達の小話をご紹介します。作品の知識が少ない方もおられるでしょうから、それぞれの機体の解説はあっさりと書いていきます。

 

 

レベル1:敵の機体を好む

あれは中高生の頃…。ファン歴10年を超えていた僕は、ファン歴2~3年の友達と「好きなモビルスーツ(機体)」の話をしていました。

 

友達「俺さ、ガンダムSEEDに出てくるフリーダムガンダムが好きなんだよね!めちゃめちゃデザインカッコいい!アニメでも大活躍!」

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©創通・サンライズ

〇フリーダムガンダム:『機動戦士ガンダムSEED』に登場する機体。主人公の愛機で、物語中盤~終盤にかけ無双する大活躍をみせた。今なお人気のある機体。

 

「え~~?フリーダムが好きなのぉ~~??まぁ確かにヒロイックだけどさ、僕はSEEDの機体なら、敵のブリッツガンダムの方が好きだなぁ」

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©創通・サンライズ

〇ブリッツガンダム:『機動戦士ガンダムSEED』に登場。敵のパイロットが使用した。ぶっちゃけ活躍シーンは少ない 笑

 

はい、もうこの時点で腹立たしい言動のガキですね 笑
レベル1は「敵の機体を好む」です。もちろん、あらゆる作品には魅力的な敵役がいます。ガンダムでいえばシャアがあまりにも有名です。

「そのキャラクターが使っている機体だから」「自分の好みに合うデザインだから」という理由で好きになるのは全くもって問題ないのですが、「敵だから好き」というのでは順番が本末転倒!


「人とは違う自分…フフ…いいね……(ニタァ」という考えがありありと見えていて、これを書いている僕自身も、タイムマシンがあったら顔面に一発お見舞いしに行きたいくらいです 笑

ちなみに、順位をつけるなら今でもブリッツガンダムの方が好きです。デザイン的にですよ!!笑

 

 

レベル2:量産型を好む

友達「俺、最近アムロとシャアとかが出てくる「宇宙世紀」シリーズに興味あるんだよね!この中だとΖガンダム?って機体がかっけえわ!」

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©創通・サンライズ

〇Ζガンダム:『機動戦士Ζガンダム』で主人公が2番目に搭乗する機体。物語はいわゆる鬱展開が続くが、ファンには多く支持されている。

 

「ほぅ、ようやく「宇宙世紀」シリーズに来たか…。それはそれとして、君今なんて言った~~?「ゼットガンダム」って言ったよね?「ゼータガンダム」って読むんだよなぁ、それ」

 

友達「へぇー、Ζはギリシャ文字の「ゼータ」で読むんだ!」

 

「で、Ζガンダムに出てくる機体なら、僕はバーザムってのが好きだな」

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©創通・サンライズ

〇バーザム:『機動戦士Zガンダム』に登場する、敵の量産型機体。ほぼ空気。主人公が最初に乗った機体の量産型というおいしい設定なのに…。不遇な機体ランキングを作ったら1位になるかもしれない 笑  


レベル2は「量産型を好む」です。派手な活躍こそあまりしませんが、量産型にもカッコいい機体はたくさんあります。主人公たちを陰ながら支えている苦労人(苦労機体?)なのです。
これも先ほどと同じく、「量産型だから好き」では、順番が違うわ!ということです。


しかもここでは、読み方のミスをウザったく訂正するという悪行までなしています 笑
こだわりがあるのも分かりますが、古参のファンが新参者に厳しくすると、作品ごと嫌われてしまいますから控えると良いでしょう。みんなで楽しむ精神、大事。


聞こえているか、若かりし自分よ…!!!

 

 

レベル3:よく分かってない機体を好む

友達「いやぁー、Ζガンダムにもハマったわー。派生する機体調べてみたんだけど、ガンダムデルタカイが超カッコいい!設定もヤバい!」

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©創通・サンライズ

〇ガンダムデルタカイ:『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のゲームや派生作品のマンガなどに登場。特殊なシステムが搭載されており、乗り続けるとパイロットは精神に変調をきたすというとんでもない機体。だがそれもまたカッコいいのだ…!

 

「あ~~ガンダムデルタカイね。いいよねあれ。でもさ、そういうちょっとマイナーな機体ならさ、僕はZレイピアⅠとか、ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー]もカッコいいと思うんだよね」

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©創通・サンライズ

〇ΖレイピアⅠ:先にあげたΖガンダムの系列機。設定だけ存在しているような機体なのでめちゃめちゃマイナー。画質悪いですね…。

 

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©創通・サンライズ

〇ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー]:外伝作品『ADVANCE OF Ζ』に登場する機体。以前はマイナー寄りだったが、他のガンダム作品とは異なる独特なデザインが人気を博しこのほどプラモデル化された。

 

友達「え、ハイゼン…何?何それ?」

 

「えぇ~?知らないのぉ~~??」

 


記事にするにあたって大分話を盛っているところもありますが、人を鼻でせせら笑うほんっっっと良くないファンですね 笑
レベル3は「よく分かってない機体を好む」です。ガンダムに限らず、「何かを好きになってハマったら、それについて詳しく理解しておくべき」とは思いません。ライトに楽しむのもひとつの正解です。

しかし、よく知らないけど「マイナーだから」という理由で好きになるのは、またしても順番が!違うのだ!!

「マウントとってやったわ…フフフ…(ニタァ」なんて思ったのかなぁ、当時の自分…痛いやつだなぁ…笑

 

逆に、マイナーでもちゃんと知識を持ってる人が、メジャーなものを避けようとするのをたまに見かけます。これはこれでこじらせてますね 笑

 

 

おわりに

今はこんなよろしくないファンではないですよ! 笑
まさしく、シャアの名言

「認めたくないものだな…自分自身の、若さゆえの過ちというものを」

という心境です。


何かを好きだという時に、(比較するにしても)別の何かを下げたり否定したりする必要はないですね。現在は、何事もメジャー/マイナー関係なく評価するようにしています。
ここまで話題にした機体は、活躍的に or デザイン的に全部好きですが、大人になった僕が今「好きなモビルスーツ」を紹介しておわりにしようと思います。

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©創通・サンライズ

〇ドーベン・ウルフ:『機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)』に登場。敵側の機体。逞しいスタイルがカッコよい。緑色が好きなのもあり高評価。 

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©創通・サンライズ

〇ガンダムデュナメス:『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』に登場。主人公側の機体。劇中での活躍は泣けました…。緑色が好きなのもあり高評価。 

 

緑色っていいよね。